バイクと私

私のバイク暦と現在所有しているバイクの紹介です。こうしてみると年数のわりには乗り継いだバイクの数は少ないかなぁ〜
 

Contents 
  1.OR50他   (無免許時代) 
  2.MR50     (原付時代) 
  3.RG250E   (中型時代) →詳細へ<現未所有> 
  4.TS125-6  (セカンドバイクはオフロード) 
  5.RA125    (オフロードバイクの買い替え) 
  6.Column   (限定解除) 
  7.GSX1100S (カタナ購入) →詳細へ<現所有> 
  8.KDX125SR (3代目の2サイクル125オフロード) →詳細へ<現所有> 
  9.TZR125RR (外車?) →詳細へ<現所有>
10.DR250R   (オフロードバイクの交代) →詳細へ<現所有>

 

私のバイク暦

1.無免許時代
 のっけから無免許かよっ!ってツッこまれそうですが、ほとんどの人はここからではないでしょうか?最初は中学時代に友達が親のカブを持ってきて、それを公園で乗ったのがはじめてです。とにかくチャリで下り坂を思い切りこぎながら下るより早いスピードが簡単に出るのに驚きました。でも正直怖かった。
次が一気に高校時代。ちょうど大型免許ができたときで、まだ3ない運動(なんだっけ?)もなく、校則もたいしてうるさくなくて免許はOKで学校の友達には暴走族もいたりだったけど、学校にバイクでは通えないという程度でした。しかしうちの親はバイクは嫌いで絶対に許してくれなかった。。。そこで友人のモンキーやマメタンにちょっと乗る程度でした。しか〜し、あるときマメタンでパトカーに追われて転倒。あえなく家庭裁判所、停学という前科者(うそ)になってしまいました。親には一族の中で警察の世話になったのはアンタだけと言われるし、もうバイクは乗らないって思ったものです。
(余談ですが停学があけると急に悪い友達が集まるようになって、人間はこうして落ちていくんだなって実感)

 


2.原付時代
大学に行ってみたら、校舎は何も無い山の中腹だった。。校舎の写真だけで見ていたので平地の街中と勝手に想像してました。最初は歩いて毎朝寮から登山、帰りは下山、友人は原付やバイクでスイスイ、いい加減嫌気がさしてすぐに原付免許をとりました。当時の原付はスクーターなどという軟弱なものはなく、ロードスポーツ(CB/RD/RG)、オフロード(MR/TY/TS)、ミニ(XE/GT/OR/OM)とかスポーツ車が中心でした。今では考えられないですね。私はそのなかで大柄なオフロードで探し、ちょうど中古があったのでヤマハのMR-50を買いました。



しかしこのMR-50、走らないんですよ〜。特に上り坂はヒィヒィでぜんぜん登っていかないんです。そのうえブロックタイヤが舗装路でよくすべるので、しょっちゅう転倒していました。そのうち一緒に原付に乗っていた友人は中型とってZ400FXとかRD250とかに乗り換えていくし、あげくのはてに下り坂で65q/hでネズミ捕りにやられて35q/hオーバー。免停のうえ未成年だったのでまた家庭裁判所行きです。(その後21世紀にもとある事情で行ったので、つごう3回行きました・・・)
 

 

3.中型時代
そんなこんなで原付にもいい加減嫌気がさして(またかよ)、中型をとることを決意。親元は離れていたので黙っていてもよかったんだけど、そこは仕送りを受ける身なのできっちり親を説得し、ついに免許取得しました。
そしてバイクは決めていたマルーンのスズキRG250E!。これまたバイク屋に程度のいい中古があり迷わず購入!
納車のときは今でも覚えています。とにかく速さに目が追いつかない。こんなバケモノ乗れない・・・でもその1週間後には通学の山道でステップをガリガリ削っていました。そしてその冬の伊豆の山奥でスリップダウンするまでは自分が世界最速か、その過程にあると思っていました(バカ)。
 


そんな僕の特別な存在だったRG250Eのコーナーへ

 

4.セカンドバイクはオフロード
確かに最初の原付(MR50)はオフロードでした。しかし当時はダートなんて走れず興味もなかったです。ところがRG250Eに乗ってしばらくすると友人がXT250を買って、これを砂浜で遊ばしてもらうとけっこう楽しくてオフ車が欲しくなりました。セカンドバイクなので維持費の安い125cc2サイクルを探すと、ちょうどTS125ハスラーが行きつけのバイク屋に入ってきたのです。しかしその時点でも型は古く、あちこちくたびれていたので現状渡しでかなり安かったので購入しました。
マフラーはセンターアップでなくダウンだし、フロントサスもオフセットされてないし、リアサスもモノサスどころかレイダウンもされてなく、かなり古いもので、調べるとこれはTS125の6型だろうということがわかりました。

バイクの状態は外見はひどかったのですが、エンジンは問題なく多少の手を入れることにより走るようになりました。また最初はスプレーの垂れた跡が残るオレンジ色だったのですが、手持ちのRGの色あわせに持っていた何種類かのエンジ色のスプレーで全塗装したり、欠けたジェットヘル用コンペシールドでライトカウルを作ったりしたのが、上の写真です。
こいつで近くの林道とか砂浜とか河原に行きちょっと練習したりもしたのですが、最後にはブレーキが壊れ、これを直すより新しくすることにして、友人の知り合いに売りました。

 

5.オフロードバイクの買い替え
会社の先輩に誘われてオフロードツーリングにTS125で行くと、とんでもなく古いマシンにもかかわらず、意外にもそのメンバーのなかでは走れるほうでした。そうすると単純な僕はすっかりいい気になって、最新のマシンが欲しくなりました。そんな折、TSの故障もあったのと買いたい人が現れたので、迷わずにTSを手放し、RA125の中古を探しました。
RA125は当時のスズキモトクロッサーのレプリカで最新のフルフローターサスにフラットバルブキャブレータで、出たときから欲しかったのです。結局、平塚の赤男爵でワークスカラーの黄色のマシンを購入。中古ばっかし。。。。
そうなると装備もワークスレプリカで、それまでは適当なかっこうだったのが、オフブーツ、モトパン、トレーナー(ジャージでない)、グローブも黄色と青にしてすっかりその気になってしまったのです。さあ、それで私は速くなったでしょうか?いいえ、それがすっかり旧車の効かないブレーキに慣れていたので、フロントロックで転んでばかりいました。丹沢のトンネルで足を捻り、富士山の下山で溝にはまり、とにかく痛い目にばかり立て続けに遭遇しました。そして単純でビビリの僕はまたオンロード(RG)に還っていくのでした。たまにひとりでこっそりと河原で練習したり、箱根の林道に行ったりしたのですがあまり上達はしませんでした。

 

そんなわけで、RA125はただのセカンドバイクとして街乗りがメインになっていきました。改造はサイレンサーがたしかラフアンドロード、あとはタンクにRHのステッカー、フロントカウルの黒いゼッケン部分が大きすぎたので削ったくらいです。
そんな矢先、自分自身が転職し静岡に引っ越すことになりました。最初は寮で置く場所もないのでRGはもっていかず、RA125だけをダットラの荷台につんで神奈川の実家を後にし、しばらくは知らない街の探検にRA125は活躍しました。その後、カタナが納車されてもしばらくはセカンドバイクとして活躍していたのですが、バッテリーがすぐにあがるのでバッテリーレスにしたのが後に災いしたのか、レギュレータかCDIがやられてエンジンも不動になってしまったのです。結局、カタナを買ったバイク屋さんで無料で処分してくれることになり、ダットラの荷台に乗せられドナドナしていくのでした。

 

6.限定解除
限定解除って今では死語ですが、当時は大型バイクに乗るには二輪免許の中型限定の解除試験が必要でした。アメリカ(ハーレー)の圧力もなく、言われ無き差別をうけていた二輪大型免許は合格率5%とか言われ、特に神奈川の二俣川試験場の難しさは有名でした。僕は学生時代に受験したのですが3回で撃沈し、その後は中型でいいと思っていました。実際に就職してから住んでいたのは神奈川西部で横浜の試験場は遠いし、平日昼間の試験なんで時間もなくあきらめていたのです。またあまり大型バイクに魅力のある車種が無く特別な想いも無かったのです。
そんなとき会社の外注先の若い人がGPz1000RXに乗っていてその自慢を聞いたり、地元の友人でたいしてうまくない奴がいきなりCB750Fで現れたりで、愛機RGも耐用の限界を感じていたので免許だけでも取りたいと思いはじめました。そして時代はバブル景気で自分自身も転職の条件もよくなり、転職を決意しました。
首尾よく転職先が決まると、あとは会社を辞めて次の会社に通うまでは夢のような休暇生活です。僕はここで限定解除をすることにしました。小心者の僕は一本橋が苦手でよく入り口で落ちたりしましたが、ま、なにはともあれプータロウの強みですぐに受験できるので二俣川に通いました。そして合格、本当にうれしかったです。あまりの嬉しさに献血しちゃいました。
そしてRA125だけをもって新天地へ行きました。転職先は某バイクメーカーの関係企業なのですが、スズキではありません。もしかすると他メーカーのバイクは無理かなと思っていたら、会社の寮の駐輪場にはみごとに4メーカーのバイクがそろっており安心してスズキを買うことができそうです。

 

7.カタナ購入
RG以来すっかりスズキ党で2サイクルばかり(だけ)乗ってきたのですが、大型で特に欲しいバイクはなかったのですぐに買うことはしませんでした。そして知らない街を毎週RA125で走り回っているときに大型のバイクばかり展示しているちょっとマニアックなお店を発見しました。そこではじめてGS1000Sの本物を見たし、Z1Rターボなど珍しいバイクがあり、聞いてみるとアメリカで買い付けているとのことでした。面白くてちょくちょく顔を出すようになり、店のアンチャンともすっかりなじみになり、そんななかでちょっと探してみてほしいバイクが現れました。それはカタナ・・でなくGSX1100Eです。GSX1100Eといってもベコでなく丸目ヘッドライトでGSX250E/GSX400Eのザリの後の型と同じ形のものです。雑誌で小さな写真しかなかったのですが店の人も知らず、とにかくアメリカに聞いてみるとのことでした。しかしマイナーすぎたのか見つかりません。店のアンチャンはどうせなら同じエンジンのカタナはどう?といいます。カタナはその前の年にスズキ70周年の限定でアニバーサリーモデルが出ていたのですが、今年もまた追加生産するとのこと。スズキ・・・・ポリシー無いぞ、と思いつつも、まぁいいかな〜、カタナなら気にいらなくても高く売れるしな〜と、本当に好きな人には申し訳ない気持ちで購入を決定しました。
バイク好きでカタナを知らない人はいないでしょう。その形は後にも先にもない強い個性の塊で、人気も高いバイクです。でも僕はあまり興味はなく漠然とかっこいいな〜と思うくらいでした。でもそれよりカタナってなんかマニアック、平たく言うとヲタクっぽい印象があったのです。カタナファンの皆様、本当にごめんなさい。まあ、こんなわけではじめての大型バイクのはじめての4サイクルバイクがカタナになりました。


僕の購入したのは91年型でアニバのステッカーはなく、GSX1100SMという型です。アニバのGSX1100SLとこのGSX1100SMは逆輸入という形ではあったものの、ほとんどが日本に戻ったらしいです。しかしその複雑な流通経路のせいか、納車までは時間もかかり、価格も当時で119万円という高さでした。
結局このバイクに15年も乗っています。RGと同じで一度手に入れると手放せないんですね。そんなわけで私も今ではすっかりカタナヲタクです。はい。
そんな私のカタナコーナーへ


8.3代目の2サイクル125オフロード
RA125がだめになった頃に知り合いがKDX125SRを手に入れました。ところがこいつは金に対する計画性がなくすぐに金欠になり、結局私がそのKDX125SRを買ってやる(高飛車)ことにしたのです。ということではじめてのカワサキ、スズキ以外は最初のヤマハMR50以来ということになります。こいつはグラフィックとかから91年式のA2と思われます。改造は全く無く、程度もそこそこでサイドの黒いプラスチックの表面が白濁してるのをアーマオール漬けにしてすっかりきれいになりました。
また乗ってみるとこれが速い!しかも乗りやすいのです。ただエンジンからはガラガラ音がするし、ガサツなバイク・・という印象をうけました。やがて会社でオフ車にのる人に誘われ、みんなで走りに行くとRA125よりダートの安定感があるし、タイヤをD605に換えると林道はとても走りやすくなりました。こうなると、またオフにのめりこみだしてよりダート指向にいじりだしたりします。こうして書いていてもその単純さに自分で笑っちゃいますね。こうしてKDX125SRはKX125用のアンダーガード、OHガード(ハンドガード)、レンサルアルミハンドル、アクティブのフレームガード、、KDX250用のチェーンガイド、ラディカルミラー、キャリア等ですっかり林道マシンになったのでした。また本当に暇だったんですね。カッティングシートで迷彩にしたりで、かなり下品でした(笑)

しかしこの後、ひょんなきっかけでKDXはオフ用マシンの座をこの後のマシンに譲り、とんでもない変身をするのでした。。。
そんな数奇の運命をたどるKDX125SRのコーナーへ

 
9.外車?
90年代の終わりになると2サイクルエンジンははやりの環境問題から滅亡の方向に向かい、この世から消えていくことになります。あんまり環境問題の意識もなく、ごみの分別すらろくにできないし、2サイクルエンジンの加速感が好きな僕は納得できないのですが、世界征服もまだなので流れに従うしかありません。そこで2サイクルのやんちゃなバイクが欲しくなったのです。
またこのころに家を買ってガレージができ、バイクは3台入るスペースがあったのも大きな理由です(2台でもいいじゃんっていうのは無しにしてください)。
カタナとKDXと4輪車の生活にもう1台追加するにはやはり経済性、特に任意保険が4輪の原付特約で安い125tがいいと考えました。また車種はカタナにない軽快性とピーキーさと、最新のジオメトリーを求め、フルカウルのレーサーレプリカにしました。候補はとうぜんスズキのRG125ガンマの後期型です。しかしネット検索でも近くの店でもバイク中古雑誌にもいいものがありません。
そんなとき個人売買の掲示板でみつけたのがベルガルダヤマハTZR125RRでした。ベ・ベルガルダ?インドの寺院か神様?という名前ですが、れっきとしたイタリアのヤマハ系の会社です。調べると赤男爵がしばらくは輸入していたようで、かなりピーキーでマニアックなバイクのようでした。


そこでとりあえず現車を見にいくことにして、東名>東名阪で三重まで行ってみることにしました。当日は雨だったのですが試乗もさせてもらい、発進のトルクの細さとハイギヤードなのは気になったのですが、ブレーキが絶品でコントロールしやすくよく効くことを雨の中で実感したのでした。程度もまぁまぁだったし、無転倒で走行も少なく、家までトランポで届けてくれるというし、価格も交渉できたので購入を決め、晴れて3台目のバイクとなったのでした。
そんなTZR125RRのページへ

 

10.オフロードバイクの交代
私の働いている会社では5年に1回、連続して5日つまり1週間取得できる休暇があります。そこで2000年の秋口にモンゴルのバイクツーリングツアーに行きました。そしてすっかりモンゴルの大自然とダートにはまった私はそれから4年、2003年まで毎年今度は夏休みを利用して渡蒙したのでした。このモンゴルの話はいずれまた別の機会に紹介したいと思います。
さてこのツーリングで使われるバイクはツアー会社が現地で所有するカナダ仕様のヤマハXT225、つまりセローでした。それまでセローは試乗程度しか乗ったことがなかったのですが、乗ってみるとすごく乗りやすいのです。またテールのスライドもやりやすいし、低速はねばるし。。。ということで2001年のツアーから戻るとすっかり4stのオフ車が欲しくなりました。
維持費を考えてまた125ccにしようと思ったのですが、4st125ccはどうしても非力だし、自分の使い方に合わないと思いました。そこで250ccで維持費、特に任意保険を調べるとそれほどかからないこともわかり、気持ちはいっきに250ccフルサイズに傾いたのでした。
こうなるとスズキファンの私としてはDR250Rがほしくなりました。よく一緒につるむ友人も95年式初期型のDRに乗っていて評判もよかったからです。調べるとDR250R は生産中止になったばかりのようで、タンク。シート、ライト等が大型化されたジェベルXCは生産され続けていること、2000年以降は排気ガス規制によりキャブがCVタイプに変ったこと、その前の型でも後期はメーターがデジタル化されていること、低車高仕様があることがわかりました。使い方からすればジェベルよりDRだし、排ガス規制車はパワー感がいまいちと聞いたので規制前(環境問題に興味がないし)で、できればデジタルメーターがいいかな〜と思い、いろいろ探しはじめました。しかしなかなか無いし、それほど焦ってもいないので気が向くと検索したり雑誌を探したりという程度でした。そんなときに近くのバイク屋に95年の初期型があり、値段もまぁまぁだったので買おうかな〜なんて思ったのですが、実車を見るとかなりくたびれていたのでこれまた躊躇しました。そんなこんなで年末になりました。年末はバイク関係の友人達と極寒の山の中でキャンプするのが恒例になっておりその関係のメールをやりとりしていると、DR の友人がそのDRを売りたいというではないですか!!そこでさっそく手を上げて、DRは私が買うことになったのでした。

手に入れてみるとフレームのブーツが擦るところとか細かい部品に錆があり、塗装も全体に艶はないものの、エンジンやサスの基本となる部分にはは問題なく、走行も1万km弱ですし特に大きな問題はなかったです。さらにハンドガードやキャリアもついているし、RMXカウルで精悍な顔つきになっていて、けっこう気にいりました。で、走りのほうは第一印象は「遅い!」。。。舗装路ではKDX125のほうが速く感じます。さらに振動も多いし、ま、250のシングルなんてこんなものかなぁ〜というのが最初の印象でした。次にダートに持ち込んで走ってみると「速い!」。。。KDX125からの乗り換えだからか、ギャップに振られないし、とにかくフルサイズのサスストロークの長さの恩恵をひしひしと感じました。さらにエンジンも低速トルクが無いと言われますが、全然そんなことを感じませんし、低速域から高速域までパワフルで楽しいです。なんか転ばないという気がして、アクセルも慣れるとガンガン開けていけるし、いい感じでテールを滑らせるというか、押し出せるのです。という訳で私のオフロードバイクはKDXから完全にDRとなりました。またDRはダート以外でも買い物やお出かけ、タンデムでも活躍しており、まさにデュアルパーパスとして便利に使ってます。
そんな私の
DR250Rのページへ

 

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