TZR125RR

まずヤマハとは言ってもこれは外車です。FRPのガソリンタンク、サスは前後ともパイオリ、ブレーキはマスターからキャリパーまでブレンボ、ホイールにもブレンボのマークが入っています(ブレンボのホームページみてもホイールは無いのですが、なぜかマルケジーニホイールへのリンクがトップにあるので関係あるかもしれません)。またチェーンはレジナ、バッテリーはフィアム、ハンドルはトマゼリと、良くも悪くもイタリアパーツが満載です。ですのでお得感はたっぷりです。家に来てサビ退治や塗装のタッチアップ、プラスチックの退色の補修、チェーンのメンテ、バッテリー交換をしたくらいです。

最初の印象は色あいが下品ということでした。特に赤紫や赤がどうもなじめないので、また得意のカッティングシートで、イメージは航空自衛隊アクロバットチームのブルーインパルスにしてみました。さらに意味はないのですが2番機のつもりでシリアルナンバーもあわせてみました。

ミラーはノーマルが張り出しすぎで擦り抜けのときに4輪のミラーに当たったことがあるので、東南アジアで買った4輪用汎用品に交換しました。

 リアウィンカーは数年前の大晦日に近所でコケて壊したので、ホンダCBR400用だと思うのですが手持ちのものと交換してます。なんか垂れ下がってかっこ悪いですね。。。

このバイクは125としてはかなり贅沢なつくりです。免許制度のせいか日本では冷遇されているクラスですが、イタリアでは他にも豪華な125が多いです。スイングアームも凝ってます。

これはカウル右のタンクのキャップで左がオイル、右がクーラントです。なぜかこのクーラントキャップには日本語があります。

でもタンク上のコーションラベルはイタリア語(だと思う)です。かなりきついポジションなのがわかるとおもいます。

フロントブレーキはブレンボです。すごく効くうえにコントロールしやすいです。これは絶品。

これがブレンボ刻印のホイールです。違うスポークにはYAMAHA刻印もあります。

ちょっと見難いですが、グリップもスイッチボックスもトマゼリです。なんかブランド品で固めたバカネーチャン風でもあります。

 改造はサイレンサーだけです。このサイレンサーはNSR250用のJhaのサイレンサーです。ボルトオンではありませんが、少しの加工でつきます。音量は変わらず、中間の息つきがなくなりました。また太さが細くなるのでステーはアルミ板を曲げて作り直しました。

大晦日の転倒(前述)で懲りてカウルにスライダーをつけました。といってもこれは工事用品屋でみつけたジュラコンで100円以内でした。

 

さてこのTZR125RRですが、さすがに外車です。トラブルは頻繁に発生します。これもヤレヤレと思いつつ直す楽しみを提供してくれていると、前向きに思ってます(しかしこの1台だけ所有だとしたら頭くるだろうなー)。

最初のトラブルはオイル漏れです。ありがちなドライブシールとかでなくクランクケースの合わせ目から漏るようです。根本解決はエンジンを下ろすしかないのですが、面倒なのでシリコンで固めてあります。これでほぼ漏れは止まりました。ほぼ・・・でいいんです。

次に発生したのがラジエータホースの漏れでした。これもシリコンで解決させました。信越シリコーンはこいつには必需品です。

ある日、バイパスを気持ちよく飛ばしていると急に排気音があがり、パワーダウンしました。ヤバイ、焼きついたかと思い慎重に自宅に帰って調べると、なんとYPVSのプーリーと逆側のフタが落ちていました。なんで?と見るとメクラ蓋を1箇所しかネジ留めしていないのでそこに力が集中し鋳造部品が割れて落ちてしまったからです(おい、こりゃ強度上問題あるだろうと素人でも思うぞ〜)。
部品はとりあえず蓋ができればいいのでカタナの古いブレーキパッドを加工してくっつけちゃいました。

なんか変ですよね?そうです、メーターの針が無いんです。つい先日、やけにメーターが震えるなーと思ってると、なんと針が落ちました。さぁ、これをどう直すか、またちょっと楽しみです。(俺はMなのか?)

 

バイク遍歴へ戻る

バイクコーナーへ戻る

メインへ戻る

inserted by FC2 system