KDX125SR
フレームNOから92年式のA2になります。長らく私のオフロードマシンとして使っていました。このKDXでいろいろな林道に行ったし、JRB(阪神大震災で気運の高まったレスキューバイクというボランティア組織)の活動にも使っていたので、自衛隊での訓練や防災訓練とかにも出動していましたし、新聞やテレビにも登場したことあるんですよ。(迷彩柄のバイクに迷彩服だったのでちょっとひかれましたが・・)
しかし4サイクル250ccオフロードのDR250R購入により、KDXはオフロードでは使わなくなりました。そんな中、バイクのトレンドもトラッカーやスカチューン、モタード(スーパーバイカーズ)と、オフ車ベースのオンロード車が流行りはじめたのでした。そしてKDXは125ccとしてはかなり速いので、これでオンロード車にしたら面白いだろうなー、ということで改造がはじまりました。
とりあえず目指すことは、ちょっと流行を入れるけど外見はオリジナリティがあること、基本走行性能は落とさないこと、そしてなるべく手持ちの部品でやりくりするという、得意の「貧乏臭いチューン」です。ということで、タイヤのインチダウンは走行性能や金銭問題からやりませんし、エンジンもオフロード時代からつけていたチャンバーとサイレンサー以外は変更しません。もちろんフレームの加工なんてもってのほかですから、ひらたく言うと外装と付加部品の加工・交換・追加ということになります。
で、最初に手をつけたのは外装の加工、というよりほとんどが切っぱぐったのでチョップですね。オフロード時代からの迷彩柄はそのままです。
フロントフェンダーは前後ろとも切ってかなり短くなってます。かっこいいところまで少しづつ切ったらこんなに短くなってしまいました。しかしフロントは切りすぎて雨の中を走ったらフェンダーの前から水滴が飛んで酷いので、黒い軟質プラスチックでオーバーフェンダーを作ってこれをリベット留めしています。この黒い軟質プラスチックって100円ショップのゴミ箱から切り出したものです。
リアフェンダーは中のフレームがぎりぎり隠れるまで切ったのですが、そのせいでとんがったイメージが無くなり、ちょっとかっこ悪いです。
シェラウドは下のほうを切ってシャープにしました。またオイルタンクとラジエータの前の導風板ははずして、そのかわりにアルミの金網をつけてみました。あとシェラウドの穴にも金網を張ってます。
金網はこの他にフロントのカウル下やサイドカバーとしてあちらこちらに使ってます。ハードなイメージながら、アルミ色なので黒い部分が軽く見えるので気に入ってます。
サイドゼッケンカウルは大幅にカットして、サイレンサーが見えるようになっています。逆側のラジエータークーラントのリザーブタンクはサイレンサー側と雰囲気を合わせるため銀色のカッティングシートを貼って、その上からサイレンサーガードの短いものをタイラップで固定しています。あとハンドルに取り付ける後付けのヘルメットホルダーをフレームにつけてます。これは20年以上前に買っておいて使っていなかったものです。
サイドゼッケンカウルは大幅にカットしたので、かなり端材ができました。そこでこれをカットして組み合わせて、アンダーカウルを作ってみました。接合部は薄い金属ステーとリベットで組んであります。取り付けのステーは現物合わせなので、ミッションオイル交換や整備でエンジン下にメンテ台(一般呼称:ビールケース)を入れたときは、また取り付けるのが面倒です。もうちょっと大きいほうが良かったなーー(また作ってみようかな)。もちろんKX用のアンダーガードはつけられなくなりました。
カウルはスクーターのものです。たぶんホンダのDIOだったと思いますが解体屋で適当なのを見つけたのとスクーターに詳しくないのでわかりません。下のほうをカットしただけであとは現物合わせでステーを作成しました。KDXへの取り付けはアッパーブラケットに取り付けステーを作成して、ステー同士を結合しています。ヘッドライトとウィンカーは配線を組替えてスクーターカウルのものを使っています。またこれはもともと色が黒で、しばらくはそのまま使っていたのですが、今は他に合わせて迷彩色です。この変更はベースの黄緑も含めて全てカッティングシートです。ちょっとベースの色合いが違いますが、まぁいいかな。。
シートはノーマルの上にSEET社の皮を張ってます。これはフリーマーケットで買ったKDX200用シートについていたものをはがしてタッカーで張りました。
フロントまわりはディスクキャリパーガード、フォークプロテクタをはずしています。タイヤは前後ともダンンロップのD604です。サイズは太くすると操縦性が落ちるのでノーマルです。リムはペンキで黒くしました。またオフロードには行かないのでビードストッパーも外し、バルブキャップも青いアルマイトのものに変えました。あとせっかくつけたKDX250用のチェーンガイドも、チェーンカバー??もはずしました。ドリブンスプロケットはAFAMですが金色が嫌で銀色に塗装してます。サイズはノーマルです。
フロントサスはKDXはダンパーが片方しか入っていないのですが、もう1セット入手したのでそれを使って両方にダンパーを入れ、オイルの粘度を上げて固くしています。
リアサスはA2型ではリザーブボアタンクなしのタイプですが、これをタンクありの後期型のものに変更しています。リザボアタンクをフレームに付けたのでキー用のステーを製作し位置をちょっとずらしました。またタンク上のダンピング調整ネジにダイアルをつけて工具なしで変えられるようにしました。オンロード仕様にしたときにダンパーも固くしてバネレートもコンプレッションを上げてあります。それでもまだ柔らかく、高速でコーナリングするとかなり縮みます。
ハンドルはレンサルのアルミハンドルでラリー・ロズラーレプリカです。ハンドガードははずして、厳ついイメージを出すため解体屋で入手したバークバスターをハンドガードなしでつけています。レバーはバークバスターと干渉するので先端のボールを半分にカットしてます。左ミラーは小型の可倒ミラーをハンドル下につけてます。右は安売りで買ったカーボン柄のミラーです。グリップも変えましたがこれはイマイチでした。クラッチケーブルはステンのアフターパーツでピンクだったので黒のビニールテープを巻きました。またバーパッドは手持ちのものに迷彩柄のシートをつけてます。
エンジンは中身はノーマルです。チャンバーとサイレンサーはプロスキルで個人売買でかなり安く買いました。キャブセッティングなしで上まで回りかなりパワーアップを実感できます。正直言ってこれは驚きました。チャンバーガードは金色が嫌で銀に塗りました。車体の色と組み合わせると友人は「バッタの腹みたい」といいます。サイレンサーはリベット留めだったのでこれをはずしてグラスウールを交換しています。インナーがなかなか抜けなくてかなり苦労しました。サイレンサーの一番下になるところに穴をあけて、ここに取り出しをつけてオイルを排出するようにしました。これはノーマルのマネです。けっこうここからオイルが垂れているので効果があると思われます。あと排気口のタイラップはオイルが垂れるのを外に向けるためです。でもこれに触って服を汚した。。。。
電気系としてはバッテリーレスのコンデンサーを2つにしてあります。これは市販の電解コンデンサー(10000μF)を電極同士をハンダ付けして向かい合わせに並列配線し、長い円柱形になったものをゴム板で巻いてバスコークで固めました。これをシート下のスペースにタイラップで固定しています。
テールは最初はノーマルのフェンダー+テールランプ+ウィンカー+ナンバーのセットのままリアフェンダーに直につけていたのですが、高速でコーナリングするとタイヤと干渉するので、薄く小さく作り直すことにしました。ケースはなんとお菓子のガムのケースです。これを2つ組み合わせて、中のランプは今後のヘッドライト容量アップもしたいので消費電力の小さいLEDにしました。赤色LEDは動作電圧が青/白系より小さく12Vなら1回路で5個つけられます。そこでテール5個、ストップ5個の2回路で電流調整はCRDにしました。CRDは電流制御ダイオードでバイク、特にバッテリーレスだと電圧が安定しないので、抵抗での制御よりいいと考えたからです。これをアルミ板を切り出して曲げ加工したものに取り付けて、更にこのアルミ板にウィンカー、ナンバーもつけられるようにしました。そしてこのアルミ板をフレームの後端にあるネジ穴を使って固定しました。またこのままではナンバー灯がないので白色LEDでナンバー灯を作成し、これをアルミ板に固定しています。
点灯するとこんな感じ↓です。ナンバー灯がけっこう明るくピンクナンバーがよく光ります。
2006.09.16追加
KDXを買って最初に思ったのは速さと裏腹のブレーキの効かなさです。しかしこれもダートではよかったのですがオンロード化にあたっては大問題でした。そこでノーマルのキャリパーを整備したりしたのですが、全く変わりません。また手持ちのキャリパーも付きそうなものはなく困っていたところ、ネット情報でKX85の2ポッドキャリパーがボルトオン付くことがわかりました。価格も1万円以下だったのですぐ購入しこれを組み付けました。
またノーマルはレバー、マスターシリンダー、ホース、キャリパーともそのまま保管し、ホースはカタナのフロント用2本をフィッティングボルト+袋ナットで繋げ、マスターシリンダーはフリーマーケットで100円だったブレンボの何用かわからないたぶん1/2インチのもので組上げました。セコイホースの繋げ方だったのでエア抜きはすごく大変でしたが、ブレーキは抜群に効くようになりました。
あとこのマスターにはブレーキスイッチが無く、油圧スイッチは高いしマスターも使えるのかわからないものだったので、アルミ板でブレーキレバーを引いたときにマイクロスイッチがオンになるようなステーを作成しました。ちょっと手作り感があってかっこ悪いです。
ステップはこれも何用かわからないオンロード車のタンデムステップを加工して取り付けました。また靴が痛むのでチェンジペダルにはゴムを巻きました。
リアフェンダーの上にはノーマルのテールランプアッシーをつけていたときの穴があります。これに車のフロアマットゴムの端材で柔らかいステーを作ってあります。また同様のものをシート後端に押し込んであります。ちょっとステッカーと迷彩柄で写真ではわかりにくいです。
このステーを使ってツーリング等のときにはテールバックがつけられます。取り付けはこのステーの穴に取り外し可能なタイラップを通してバック内で締めこみます。ジッパーにヘルメットロックからのワイヤー(これも自作)を通せば簡単ですが盗難防止になります。なおこのテールバックはフリーマーケットで手に入れた何用かわかりませんがカワサキ純正のものです。
なんかいじってばかりのKDX125ですが、まだまだ進化?途中です。
だいぶ前になりますが、近所のフリーマーケットで日産車の純正フォグランプのプロジェクターライトがバルブ付きでペアで¥1000で出てました。フリーマーケットの常で値切ったら\800になったので購入しました。これを組み込んでみることにしました。
最初はスクーターカウルの中にHiとLowと並列に2つ並べようと思ったのですが、似たような市販のカウルがあるので1つ目にしてザク風にしようと思いました。そこでケースに入っているプロジェクターランプを分解して、片方はランプユニットだけにしてカウル内組み込み用Lowビームライトにします。固定用のステーは鉄板を切り出して自作し、裏の電極部はチューブのゴムとフィルムケースで防水加工しました。そしてライトカウルとランプの隙間はプラスチックの板(100円ショップのゴミバコから切り出した)で2分割の板を現物あわせで作って埋めてみました。
Hiビームライトはロワブラケットにステーをつけてライトケースごとつけました。なんかとってつけた感じですが、まーいいか(個性的だし)。このHiビームライトは一度、完全に分解して、光が上に漏れないようについている遮蔽板をはずしてます。
しばらくこのままだったのですが、やはり隙間を埋めた板が不ぞろいで加工跡も見えるので、得意のアルミネットでカバーをつけて見ました。
正面から点灯するとこんな感じ↓です。
Hiビームはこんな感じ↓です。
このプロジェクターのバルブはH3の55wのハロゲン球でした。KDXはバッテリーレスの30wですので、いくら他のランプをLED化(これに先駆けてメーターランプもLED化しました)してもやはり電力が不足して、アイドリングでは安定しないし、ウィンカーとかをつけるとアイドリングが落ちてエンジンもストールしやすくなります。そこでLowビームはバルブを35wのH3Cにしてあります。ちなみにH3CはH3より切り込みがちょっと大きいだけでちゃんと着きます。ただ問題はその値段です。本体がバルブ付きで2つで\800だったのに、この35wH3Cは一つで\900です。ちょっと悩みましたがしかたなくこれに交換してあります。Hiビームのほうは多分使うのはエンジンがある程度まわっていて、ウィンカーやブレーキランプとか他の電力を使わないときだと思うので55wのままです。
さて肝心の夜間のインプレッションですが、とってもいいです。ノーマルやスクーターランプのように明るい所と暗いところがまばらでなく、広く均一に照らす上に、ノーマルより断然明るいです。あと怪しさ度もUPしました(笑)。
だなんか、フォーク横のハイビームライトは重々しい感じがしたので、マレーシアで買った超安物のフォグランプをカウル下にとりつけてみました。
なんか微妙ですね。レンズをレインボーカラーにしたのがいまいちだったかもしれません。カウルと一体化させようかとか、考え中です。
ハイビームのライトはカウルに取り付けでなく、ステムからステーを作ってアルミメシュの後ろにしました。
それとGW中に「またまたマレーシアで、モペット用のチェーンケースがなんと200円で売っていたので、シャレでつけてみました」。と書いたのですが、適当な付け方だったので、これが走行中にはずれてしまいました。そこで今回はちゃんとステーを作って取り付けました。
ついでにヒールグリップしやすいようにヒールプレートをつけました。これは別車種用のチェーンガードを加工したものです。また滑り止めのザラザラしたシールを貼ってみました。
同様に右側にもカバーをつけました。これはオフロード時代につけていたリアマスターガードです。こちらも滑り止めを貼っています。
またオイルキャップも青のアルマイトに変更です。これは前オーナーがつけていたブリーダーホースのキャップ部の穴を塞いで使ってみました。ちなみにブリーダーホースはミッションオイルを酸化させるだけなのでずっとはずしていました。
ブレーキホースはカタナ用を2本つないであります。しかし前に袋ナットを締めこんでいったときに意外に簡単に破れたことがあり、ずっと不安でした。そこでいつかは1本のものに交換しようと思っていたところ、中古パーツのお店でKDX250用のホースが安く出てました。これはプロトのセットで、スウェッジラインの黒ホースにガンメタのバンジョー、クラシュワイヤー、ブレーキフルードまでセットになっていて、未使用品が半額以下だったので買ってしまいました。
実際に組み込むために取り回しをみると125には少し短くいろいろと取りまわし方を考え、フォーク上にはホースを取り付ける金具を自作したりして取り付けました。
表題のとおりで、なんちゃってスライダーをつけてみました。偶然立ち寄った作業用品のお店でみつけたのですが、何に使うかわかりません。でもジュラコンのプリン形なので、スライダーっぽくつけてみました。
フロントは倒立フォークのガードにつけてみました。
リアはタンデムステップ取り付けのステーにつけてみました。
転倒したときに役に立つのかわかりません。なんちゃってですから、気分だけです。
またハイビームライトの変更です。今度はフリーマーケットで手に入れたスポットランプをステム下にとりつけてみました。たぶんこのスポットランプはモンキー用だと思いますが、何ワットなのかもわかりません。
とりあえず余計なステーもないので、いままででは一番スッキリと取り付けられたと思いますし、見栄えはいいです。少なくとも前回の角型ライトよりはいいです。
ライトは同じものを買ったつもりでしたが、右は緑、左は青で右のほうが明るいようです。しかし点灯させてみると2つあっても大して照らせず暗かったのでディライトとして昼間はこちらをつかってみることにします。まぁどうせあんまり夜間は走りませんし。。
出張先のマレーシアでちょっとかっこいいバックミラーが安かった(左右で1500円程度)ので、これを購入しました。実はこれはカタナに似合うだろうと思ったのですが、やはり安いだけあって造りが やわくて振動がひどく使えません。そこでKDXに装着してみました。
デザインはいいのですが、なんせステーがプラスチックですので振動を拾ってしまいます。まぁKDXなら使えそうなので・・・。ちなみにステーには10mm、8mm、ヤマハ用の逆ネジの10mm、8mmと交換できるようになっているので、国産バイクならどれにも使えそうです。
トンがったデザインがなかなか似合ってます。これで材質がよければ・・・惜しい商品です。
出張先のマレーシアで反射テープの細いものがあったので、これを購入してリムラインテープとしてホイールリムに貼ってみました。反射素材のテープはあまり伸びず切れやすいので曲線に貼るのはけっこう大変でした。
ホイールはノーマルのメッキをペンキで黒くしてあるのでけっこう映えます。市販のものは貼りつけるためのガイドがついていたり、テープ自体が弧になってるものがありますが、こっちは適当です。
よく見るとゆがんでいるところもありますが、まぁ自己満足なのでこれでOKです。反射テープなので夜間の視認性も少し上がったはずです。
なんちゃってスライダー変更(2011.11.27 追加)
インドネシアのスーパーの雑貨品売り場でハンドルバーエンドが安かったので、これでなんちゃってスライダーを変更しました。
フロントは前のと交換です。
リア右はスイングアーム後端のキャリパーガードのネジ穴。
リア左はチェーンカバーに取り付けです。とがった感じでちょっとイカつくなりました。
昨年つけたマレーシアで買ったバックミラーは振動がひどくて使い物になりませんでした。そこで振動のもとであるステーをプラスチックから鉄に変更してみました。
ステーの根元と先を切り落とし、鉄のアングルにねじ止めにしました。調整箇所が多くて、見やすいポジションに変更できます。
振動もなくなって実用になります。またデザインも良くなったと思います。ただ加工中に左は壊してしまったので右だけです。左は前に使っていたトライアルミラーをハンドル下に付けなおしました。
あったものを適当につけたチェーンケースでしたが、青アルマイトでギラギラでちょっと下品でいた。
そこで加工して小さくして、ケースというよりガードにしてみました。
ちょっと軽快になったような気がします。
意外にKDXに乗る機会が少なく、ちょいのりはDRばかりでした。これはDRにはボックスがついていると買い物でとても便利だからです。特に店を何軒かまわるうことがあると、荷物を車体につけたままにでき、荷物の固定を意識しないで済むボックスは必需品です。そこでKDXの稼働率をあげてDRのオフロードタイヤを舗装路で消耗させないようにするために、KDXにリアボックスを装着することにしました。
リアボックスはちょうどフリーマーケットでGIVIのモノロックというものがキャリア固定ベース込みで800円と安く手に入ったので、これを使いました。キャリアはKDXをオフロードで使っていたときに使用していたキジマのものがあったので、これをつや消し黒に塗り替えて使いました。
ボックスは買ったときは色も褪せていたのですが、ケミカルで拭くときれいになりました。テールの反射板にヒビがありますが、実用に問題は無いです。GIVIのボックスは取り外しがワンタッチですので、使わないときははずしておけます。
実はリアボックスは自分のKDXには似合わないと思っていたのですが、意外に違和感がありません。これは最近はボックス装着車が増えて見慣れたからかもしれません。
このモデルはLEDランプがついてました。GIVIはボックスとベースの間に装着時に接点のつながるコネクタがあるのですが、買ったものにはボックス側にしかコネクタが無く、ベース側にはありませんでした。そこで線をひきなおして汎用コネクタにてストップランプと連動できるようにしました。
ずっとガムのケースで作ったテールランプを使ってましたが、キャッツアイ型のLEDテールランプをフリーマーケットで安価に入手したので、交換しました。もっともこれは結構前に入手していたのですが、今回リアボックスの装着にあたりストップランプの配線を変更するのでやっと交換する気になったからです。
さすがに製品です。見栄えがいいです。フリーマーケットでは新品が大量に出てましたが、これはコードの線の色が違うからとのことでした。確かに確認すると黄色がアース、赤がナンバーとテール、黒がストップとメチャメチャでした。
ただナンバー灯は位置が悪くほとんど見えないので、前のLEDを残しました。
何度も変更しているハイビームですが、前回の変なランプは全く実用性が無く、そのうち片方が切れてしまいました。そこでまた4輪用のドライビングランプを取り付けました。
今度は付属のステーを2つ使って、L字アングルと組み合わせてロアステムにしっかりと取り付けました。中のランプは55WのH3バルブです。KDXはバッテリーレスでヘッドライトは30Wなので55Wだとアイドリングだと回転が落ちてきます。しかしハイビームでアイドリングということは街中ではほとんどありえないので問題ないです。
KX85キャリパーに交換時に手持ちだった100円のブレンボマスターを組み合わせました。しかしタッチが固くて、効きには問題ないのですがコントロールはしにくいものでした。調べるとオフロード車の2ポッドキャリパーでもマスターは11mmのものも多く、KDX250なども11mmのようです。そこでこれまたフリーマーケットで手に入れた11mmのマスターと交換しました。
外観はきれいとはいえないものでしたが、内部はとてもきれいで固着もなくそのまま使えました。エア抜きをしっかりとやったにもかかわらず、悪く言えばタッチがスポンジーになりました。これはマスター径を小さくしたので当たり前です。しかし握りこめばしっかり効きますし、レバーの握る範囲がふえてコントロールがしやすくなりました。
KX85オンロード仕様にしてからずっと履いていたダンロップのD604ですが、山はあるのにサイドのひび割れがひどくなってきました。さらにフロントはトレッド面のブロックの間もひび割れしてきて、そのせいかタイヤも安定しなくなってきたので交換することにしました。
次期タイヤはいろいろと悩んだのですが、一番価格が安くて、その上評判もよく、更にパターンもなかなかよかったのでIRCのGP-210というものにしました。
フロント。
リア。
乗ってみるとブロックのゴツゴツ感はなく、とても素直なハンドリングになりました。
KDXはしょっちゅうバックミラーを変更しています。
とりあえず安いミラーを見つけると取り付けてみて、飽きたり傷んだら交換するということを繰り返してます。
今回も安いミラーを手に入れたので、さっそく取り付けてみました。
今度のは海外で買ったのではなく秋葉原の露店で500円で買いました。
中国製で、品質はよくないです。
さらにほとんどのバイクはそのままでは取り付けできません。
というのも高さがまったくないのです。
どういう用途に作ったのかまったく不明です。
そこで取り付けネジを長いものに変更して、すぺーさーを入れて塩ビパイプでステーを太く見せてます。
さらにハンドル上でなく、下にしてみました。
見やすさはあまりないですが、格好はよくなったと思います。
車検のないバイクなのでなんでもできますね。
KDX125はオフロードバイク時代までの使われ方も荒かったのであちこち傷んでいます。そして車庫には入らないので屋根下ですがガレージの横に置いてます。
そのせいで、錆も多いです。
特に目につくのが、フロントフォークでインナーチューブはまめに掃除してるのですが、アウターチューブはなかなか手がまわりません。
そこで錆防止と見た目の向上から、フロントフォークアウターガードのようにカーボン柄シートを貼ってみました。
カーボン柄シートはカタナの模様替えで使ったもののあまりですが、このように円柱形のものに貼ると、光の加減で美しいです。
ただ色が濃くなって、もともと細身のKDXがさらになんか細く見えるような気もします。
でも見た目はずっと向上しました。
バランスを考えて、今度はこちらも錆だらけのスイングームにも貼りつけようかと考えています。
ふつうフロントフォークアウターガードは「取り付け」ですが、私のはただの「貼りつけ」です。