モンゴル2002  道なき道を行く

日時:2002年8月10日〜17日
コース: 
GPSミドルコース
 

3年連続のモンゴル。この年に行ったツアーの目玉はGPSを使った新しい試みでした。これは日本でもおなじみのガーミン社製のハンディGPSをハンドルに取り付けて、緯度経度を打ち込んで、あとはそこに各々で向かうというモンゴルならでは遊び方です。さらにこの年のツアーには僕の友人とその知り合いの3人で行動しました。

 


ウランバートルの空港に行ったらいきなりこんなものがありました。ちょうどこのときにモンゴルラリーが開催されていて、このトラックはカミオンの競技車かサポートカーだと思われます。 


なにかの遺跡です。なんだったか忘れてしまいました。。もはや形は崩れていますが、乾燥した土地の石造りなのでかなりもつようです。場所のせいか緑が少ないように感じます。 


毎日、地平線に沈む夕日がくっきり見えます。それを使っていろいろな写真を撮って遊んでみました。本当は右の遊牧民の乗馬のシルエットとか美しく芸術的な写真が撮れそうのですが、ダイナシですね。 


私たちは3人の友人でグループで行動しました。同じ目的地なのでときどき他のグループと一緒になったりします。こんな高いところに登ると他のグループが走っているのを見ることができたりします。 


牛の群れが見えます。このように遊牧なのかよくわからない動物の集団があちこちにいます。たまにこいつらが道を横断したりするので、しばらく待ったり迂回することもあります。 


やっと今日のキャンプ地のオギノール湖が見えてきました。オギノール湖は大変大きな湖で、対岸がみえないところもあります。僕らはここで泳いだり、ルアーフィッシングしたり、バイクで散策したりしました。


みんなで集まってビールタイムです。実はこのちょっと前に僕は一人で湖の周りを散策していて、泥地につかまって大変でした。いくらGPSがあっても、単独行動は危険ですねー。 


今日の夕日遊びです。火の玉を吐くところです。ほんとに何をやっているんでしょうねー。。オギノールに沈む夕日の美しさもバカ野郎のせいでまたまたダイナシですよ。


夜にスタッフがキャンプのそばでハリネズミをみつけました。これは攻撃を防ぐために丸くなっています。これを開かせるには、なんと水をかけるのです。するとバタバタして開いて、またすぐに丸くなります。 


また友人3人のグループでGPSを頼りに目標に向います。このときは目標が近かったので、まっすぐ行ってみようということになり、山を越え谷を越え、まっすぐに向ってみました。こんなこと、日本じゃ不可能ですね。 

 
これが目標の突厥の墓だそうです。突厥とはチンギスハーンより前の時代のモンゴルを支配していたそうです。直線的に行ったので僕らが一番乗りでした。ここはまわりをフェンスで囲んで保護しているようでした。

 
昨年にひき続いてハルホリンのエルデネゾーに行きました。写真は今回のツアーの通訳のバイサちゃんです。通訳といえばエルデネゾーの中の通訳の子は大学生になっていましたが、昨年と同じ子でした。


ハルホリンで休んだときにシャワーを浴びました。3年来ていますがツアー中に体を洗ったのは初めてでした。シャワーを出たときに今回のツアーで一緒のラジープさんにビールをおごってもらいました。ラジープさんは他のツアーコンダクターでインドでバイクツアーをやっているそうです。 


さらにここではモンゴルの王様とかの衣装を着ることができます。僕は左から3人目ですが、これは王妃の格好です。スタッフのモンゴル人は僕を見て大笑いです。ま、日本で言えば十二単をヒゲ面の男が着てるようなもんですね。 


道路の峠の上とかに石を積み上げたものがあります。これはオボーと呼ばれるものでこのまわりをまわって、安全を祈願するそうです。また青色のものは幸運をよぶそうです。では頭蓋骨は・・・?? 

 
これは亀をかたどった石で、これも信仰のためのものだそうです。せっかく亀の形だったのに正面からの写真じゃなんだかわからないですね。ここにも青い布が巻きつけられています。


休憩していたら現地人のライダーがやってきて止まりました。このバイクは旧東ドイツのMZだったと思います。2サイクルエンジンですが、車体もサスペンションもかなり設計の古さを感じますね。ちなみにライダーはノーヘルです。 


ここが本日の最終目標だったモンゴルのへそと呼ばれる中心にあたるところだそうです。このときはかなり迷って着くのが遅くなって、他のグループは先に近くのキャンプサイトに行ってしまい、コリャさんが迎えにきてくれました。じつはこのちょっと前に私は後ろを気にして振り返ったときに転倒して足をくじいてしまいましたが、ゆっくりだったので走行にはさほど支障なかったです。


また乗馬しました。この写真は完全に失敗ですね。これはフィルム感度(ASA)の設定がずれてしまっていたためで、このあと何枚かはちょっと見難くなっています。 


これもせっかくの集合写真なのに人物がつぶれてしまいました。これが今回のメンバーですが、半分くらいは前にモンゴルに来ているリピーターです。このようにこのツアーではまた来る人が多いそうです。って私もそうなんですけどね。


走行している写真を3人でひとりづつ撮りました。スピードはあまり出さずに、でもあたかも出ているような格好ですね。この年は草がすくなかったそうで、たしかにまばらですね。


休憩中に水分補給です。ツアーでは充分なミネラルウォーター(500ml)が準備されています。モンゴルは乾燥しているので、けっこう喉が渇きます。特にこの年は暑く水分はよくとりました。


キャンプサイトで犬と添い寝です。しっかし貧相な犬ですね。犬は冬も屋外だそうで厳しい条件で暮らしています。バイクで遊牧民のゲルのそばを通るとよく犬が吠えながら追いかけてきます。


キャンプでの最後の夕日です。夕日シリーズもこれが最後ですね。手前はさっきの犬です。すっかくつろいでやがる。。遠くに橋が見えます。なんかこれで終わってしまうのは寂しいです。

 


捻挫した足を遊牧民がさすってくれました。彼らは乗馬中の落馬とかでしょちゅう捻挫とかしますが、近くに病院があるわけではないので、自分たちで治療するので詳しいとコーディネーターの方に聞きました。実際、だいぶ効いた様な気がしました。 


スタッフのバギ君と先導ライダーのコリャさんです。二人ともモンゴル語しかしゃべれません。でもバギ君と僕と二人きりになったときに、「話し」ました。彼は「来年も来るのか?」。僕「わからないけどまた来たいな」。と確かに会話は成り立っていました。会話は言葉じゃないんですよね。 


今回の参加者と記念撮影です。実はこの直前にもう一回転倒しました。今度は道の上でフロントから滑って転倒です。おかげでひじをすりむきました。。ところでこの写真、あれー?左端の人は走っていますね?カメラのタイマーに間に合わなかったコテコテのギャグですか? 

 
無事にウランバートルのガレージに戻りました。伸びたヒゲが汚いですね。この1週間の愛車のT号車に感謝です。しかし疲れた顔をしています。バイクもホコリだらけでいい感じにやつれてます。 

 

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