オフロード天国!モンゴルツーリング

<きっかけ>
DR250Rのところにちょっと書いてあるのですが、 私の会社では年齢が5の倍数のときに、5日間の特別休暇があります。そこで2000年のときに、この機会に海外ツーリングをしようと思いました。海外ツーリングは自分で手配することもできますが、やはり経験がないのでツアーで探しました。このような海外のツーリングを扱っている会社はそこそこあって、いろいろとカタログをとりよせたりしました。
そんなときにオフロードバイク雑誌で見たモンゴルの記事が気になりました。まわりにモンゴルに行ったことがある人はなく、モンゴルに対する知識も相撲くらいしかありませんでした。でもツアー内容を比較すると価格は他の国より距離のわりに結構高いですが、これが一番楽しそうなのと、秘境度が高そうなのでモンゴルツーリングに行くことにしました。

<ツアー内容>
ツアーは4回ともクルーズインターナショナルさんのツアーです。内容はバイクレンタルが含まれていて、日本から持っていくのはヘルメットやモトパン、ブーツ等のバイク用品と寝袋と着替えだけです。でもまさかその格好で飛行機には乗れないので、持ち込む品数は少ないのに重くてかさばる荷物になります。現地で借りるバイクはヤマハのセロー225ですが、カナダ仕様だそうで日本のものとはフロントカウルとかがちょっと違います。
現地では最初の日と最後の日は飛行機の関係で首都のウランバートルのホテルに宿泊ですが、道中はテント泊になります。また荷物はバイクに積む必要はなく、同行するサポートカーに載せていきます。このサポートカーが軍用の大型トラックとランドクルーザーです。
サポートメンバーはコーディネーターの日本人、通訳、コック、運転手、助手、そして先導バイクのライダー(元モンゴルのモトクロスチャンピオン)です。ま、結局私たちはバイクで走りまわるだけという、大名旅行です。


<モンゴルについて>
モンゴルは人口のほとんどが首都のウランバートルに集中していて、それ以外に都市はありますがほとんどが緩やかな起伏の草原で、そこは遊牧民の世界です。遊牧民はゲルという移動式のテントで生活しています。道路はウランバートル市内は舗装されていますが、そのほかはほとんど未舗装です。つまり道路ははっきりしていないところが多々あります。
森林限界に近いところなので草原が多いのですが南のほうは広大なゴビ砂漠ですし、岩だらけの山もあれば、森も少しはあります。ですのでいろいろなオフロードを楽しめます。しかし日本の林道と大きな違いはブラインドコーナーがほとんどないことです。コーナリングもさほど意識することはなく、はらんだって別にかまいません。
草原走行は気持ちよく、出せるところは100q/hも出せます。しかし気をつけないと動物の巣穴や小川や段差が隠れています。これも慣れてくるとわかるようになりますが、何回も行っている人で川に突っ込んで骨折した人もいましたので、注意は必要です。
 

<旅行記>
結局、2000年の感動が大きく、その後2001年と2002年は夏季休暇中、2003年は9月の連休を使ってモンゴルツーリングに行きました。旅行記はその年によって分けていますが、行程とか地名はあまり覚えていませんしあまり意味がないので、写真とそのコメントで構成しています。なお写真ですが、2000年はプリント写真からのスキャナー、以降はネガからのスキャナーなのであんまり画質が良くないです。同行者のデジカメ等のいい写真はあるのですが、自分の写真だけで構成してみました。

 2000年9月6日〜13日

感動の初モンゴル

ヘンティ山脈&大平原コース
   UB→ヘンティ山脈→エルデネ→UB (UB:ウランバートル)

 2001年8月11日〜18日

砂漠地帯をかすめる

スタンダードコース
   UB→ハルホリン→バロンバヤンオラーン→UB

 2002年8月10日〜17日

道なき道を行く

GPSミドルコース
   UB→ダシンチレン→オギノール→エルデネゾー→UB 

 2003年9月13日〜17日

アウトライダー誌取材

ダイジェストコース
   UB→トゥーラ川→アルダンボラック→UB

 

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