モンゴル2001  砂漠地帯をかすめる

日時:2001年8月11日〜18日
コース: 
スタンダードコース
 

とにかく移動距離の長いコースで、初日はほとんど舗装路を飛ばして夜に食事。そのあとはハルホリンのエルデネゾーとかに行ってから南下してゴビ砂漠までは行きませんが、砂漠地帯を行ってから戻ってくるという、昨年と比べるとかなりハードな行程のツアーです。また前回と違って夏期休暇中なので参加人数も多く、それだけいろいろな人との出会いがありました。

 
 往路の飛行機が窓際だったので、モンゴル上空からの景色を撮りました。モンゴルの場合、ウランバートルとかの都市以外は地上からの撮影も上空からもあんまり変わり映えしないんですよね。


ウランバートルの空港からの景色です。これはミルでしょうか、軍用ヘリですね。何年前かの航空機雑誌にモンゴルに戦闘機はなく、戦闘ヘリがあるだけとのことでしたが、どうなのでしょう? 


ウランバートルの市内です。ウランバートルはトローリーバスがいて、建物が石造りで大きく、それが大きさも作りも、装飾がないところも統一感があるので、ロシアや東欧っぽさがあります(行った事ないけど)。 


街中になんと!ロシアというかソ連の大戦時の有名な戦車であるT34のモニュメントがあります。ちなみにこれは後期型のT34/85ですね。この戦車は戦争中にベルリンまで行って帰ってきたらしいです。 


先導ライダーのコリャさんと再会です。コリャさんはいつも笑顔でツアーの人気者です。ハルホリンに向かう舗装路から脇に入ったこのあたりは草も多く気持ちのいい丘陵地帯でした。  


道端でみんなで休憩していると、近くの子供が馬に乗って集まってきました。今回はこのような場合に備えてバッグに飴を仕込んでおいたので、これをあげると、お礼に馬に乗せてくれました。


ハルホリンは古くからの都市だそうで、ここにあるエルデネゾーはラマ教の古い寺院です。内部の撮影は別料金だったので代表者に任せたので内部の写真はありません。それまではラマ教といえばチベットだと思っていたのでモンゴルにあるなんて知りませんでしたし、本物のマニ車を体験できるなんて!あとここの日本語ガイドの女の子は可愛かったですよ。

昨年は9月でもう寒くなりかけていたのですが、さすがに真夏は昼は暑いほどで、草の緑も美しいです。ところがこれから向かう先はどんどん草の色が失われていきます。 


平原のなかの道をひたすら南下していきます。道とは言っても平原なので標識や分岐がちゃんとあるわけでなく、ただの未舗装のわだちが続いているだけです。コーナーがないので慣れると100km/hでも走れます。  

 
何個かこうした緩やかな尾根を越えていきます。尾根の頂上で休憩したところです。遠くまで見渡せますが、だんだんと地面の色が茶色になってきているのがわかります。こうした場所は風が強いことが多いです。 


キャンプサイトに近所の遊牧民の犬が遊びにきます。犬好きの僕はすぐに仲良くなって、ついでに躾をしてみました。これはマテをさせているところです。さすがに無理ですね。。。 


キャンプサイトの横に小高い山があったのでバイクで登ってみました。セローはひょいひょいとこんなことをこなすので、とてもいい足です。ここで犬の遠吠えのマネをしていたのは・・・僕です。  


コーディネーターの大島さん所有のドラグノフタイガーという猟銃を撃ってみました。ものすごいリコイルで着弾は確認できませんでした。この銃は銃身の上のガスチューブからわかるように、超有名な旧ソ連の突撃銃AK-47をベースにしたドラグノフ狙撃銃の民生版です。機能的で美しい銃ですね。 


休憩したゲルです。ゲルは白いので遠くからでもよく目立ちます。移動式とは言ってもいい場所だと動かないこともあるそうです。長くゲルがあって移動したあとは、丸い形で草がないのでわかります。 

 
奇妙な形の岩でした。平原とかでも岩場とか、このような巨大な岩が突然突き出ている所もあります。なだらかな平原ばかりだとこうしたものに惹きつけられます。  


休憩中にノーヘルでそのへんを走ってみました。空気は乾燥していて、清々しいモンゴルですが、ノーヘルはさらに気分爽快!でした。でもよい子は真似をしないようにね。


キャンプサイトでの夕日です。空気が澄んでいるので地平線近くでもくっきりと見えます。特に感動するのは星空です。これは写真は無理なのですが、天の川が地平線までくっきり見えるのはびっくりです。 


休憩したゲルの内部で、近所?の子供たちも一緒です。ゲルは中央を2本の柱で支えていて、この2本の間を通ることはタブーだそうです。写真ではわかりませんが、柱や家具にも装飾が施されています。 


このコースでは砂漠地帯に入る前に、この人のゲルで休憩するようになっているようです。名前は忘れてしまったのですが、昨年一緒したoyster氏から届け物を頼まれた届け先がこの人でした。パシリの大役を終えて証拠の記念撮影です。 


バロンバヤンオラーンの砂漠でバイク遊びです。砂地はトラクションをかけるのが難しく、後輪加重しないとグリップしないので丘へ登るのは大変です。コリャさんが登頂してチャレンジャーを呼びかけたので、登ってみました。ツアー客で登ったのは僕だけでした(自慢)。 


いい気になって、ギャラリーが見ている他の登り坂にチャレンジです。大事なのはアプローチの助走でどれだけ加速できるかですが、後輪のパワーが喰われていますね。。 


やっぱり玉砕でした。このあとはバイクを引き起こして、エンジン始動して、方向転換して下って、みんなの所に戻ったら、もうバテバテでヘロヘロでした。

 

と、ここから先のウランバートルへ戻る行程の写真ががありません。なぜなら、ウランバートルに戻ってから市内を見下ろせる展望台のあるところに行った帰り道で警察の検問があって、その警察官を撮影したら怒られて、フィルムを取られたからです(泣)。やはり海外では慎重な行動が必要です(反省)。

 

 ←2000年へ   2002年へ→

モンゴルインデックスへ戻る

ツーリングコーナーへ戻る

バイクコーナーへ戻る

 メインへ戻る

 

inserted by FC2 system