DR250Rで行く近場のオフロードツーリング2007初冬
「なぜかおなかいっぱいツー」の巻

最近は林道ツーリングといえば、ご近所のY本さん(TTR250)と彼の会社の同僚のM浦さん(DRZ400)と3人です。この組み合わせで11月の頭にも林道に行くことにしていたのですが、私が10月末から半月あまり風邪をこじらせて気管支炎になっていたのでパスしてしまい僕以外の二人で行ってきたそうです。その前は8月に3人で行ったのですが、その日は日本最高気温を更新した日で私が脱水症状になってしまい、途中で引き返しました。このままではいかん・・と思っていたら、先週の夕方に犬の散歩中にバイクを洗っているY本さんに会い、また二人で行ってきたとのこと。そこで無理を言って1週間先にまた行ってもらうことにしました。

12月1日、暦の上では今日から冬です。しかし朝は寒かったのですが昼は日差しが暖かく風も無く、雲ひとつない日となりました。そういえば昨晩は雨が降り、路面はまだ少し濡れています。林道はヌタッてないといいのですが、逆にしまって走りやすいかもしれません。ガソリンが半分くらいだったので、9時15分くらいにバイクを始動して先にガソリンスタンドに行って給油し、戻るとちょうどY本さんがエンジンをかけているところでした。ふたりでM浦さんとの集合場所の森町のコンビニに行き、久しぶりにM浦さんと再会です。あいかわらずDRZ400はきれいで、びっくりします。

まずはM浦さんの先導で森町の太田川沿いを登っていきます。けっこうなワインディングで舗装路をガンガン飛ばしていき、このまま太田川ダムのほうまで行くかと思っていたら、途中でいきなり左折して山に入っていきます。ここはコマハリ山へ登る林道で、昨年も一緒に行ったのですが、僕は完全に忘れていました。道は最初は舗装で急勾配に上がっていき、やがてダートに入ります。しかしどうもダートでなんかうまく乗れてない気がします。これはいつものことで、そのうち慣れることを期待しましょう。ダートはそこそこガレていて、しかも木漏れ日で日向と日陰のコントラストがきつく、道路状況がわかりにくかったです。そして見晴らしのいい頂上に出て、そこで休憩です。

写真ではわからないのですが、浜松市のランドマークともいえるアクトタワーや袋井のエコパスタジアムも見えます。この下は崖でちょっと怖いです。僕がこんなところで死体とか見つけちゃったら嫌だな〜と言うと、Y本さんも同じことをこういう場所では思うそうです(笑)。

この写真も同じ場所です。右奥の真っ暗に見えるのが林道の続きです。僕とM浦さんです。

さて、休憩が済んで山を下って行きます。やがてダートが終わって、山間の細い道を暫く進み、交差点の先の民家に入る道じゃないか?と思うようなところを抜けて、春埜山に登っていきます。茶畑の横の農道みたいな道はやがてダートになって、今日2本目のダートです。このダートはすさまじく荒れていて、道は中央に谷のようになっていたり、そこが削れるのを防ぐようにか、道の中央に角材が入っているのですが、このまわりの土が流されてそんでもない地形になってるし、そのうえ木漏れ日コントラストでどのラインがいいのかも分かりにくいのです。しかも道には鉄のレールのようなものがところどころ横断していて、そこの前後の土が流されているので、ステアケースのようになっています。僕も一度、ラインを間違えてこのレールにまともに前輪を当ててしまってヤバかったです。そして、春埜山への舗装路に出て、その先の山頂でまた休憩です。

これはM浦さんのDRZ400のステップです。葉っぱが突き刺さってます。じつはさっきの大荒れのダートでM浦さんは振られて右側の山肌に当たって危ないところでした。後ろから見ていてこれはコケたと思ったら、そのままガンガン走っていきました。すげぇ〜と思ったら、こんなところに痕跡が残ってました。

春埜山の展望台から北の方面に向って、Y本さんとM浦さんです。遠くの山にはもう雪がかぶってます。近くの山は紅葉で、頂上のほうはもう葉が落ちてきています。そういえばY本さんは昨年にここでコンタクトレンズを落として引き返しましたっけ。あとこの写真を見ると、展望台のいたずら書きが悲しいです。八木さんは天才じゃないと思いますよ。。。

ここから山を降りて362号線のほうに向います。昔はこの道も気持ちのいいフラットなダートだったのですが、きれいに舗装されてしまいました。しかしその先の分岐のところからまたダートになります。ここははフラットで気持ちよく飛ばせます。すこしづつ下りながら進んでいくとやがてこの先通行止めの看板があり、道路工事の跡があります。通行止めといっても行ける事もあるし、バイクなら通れるかもしれないので進んでいくと、やがてトラックが道を塞いでいて工事をやってました。そこでバイクを降りて工事の人に聞くとやはり通れないようです。そこでまた来た道を引き返してさっき通った分岐まで行ってそこの舗装道で下っていきます。なんだかわからない道を下っていってやがて春野のほうに出て、その先で二人が知っている食堂で昼食をとりました。

店はお世辞にもきれいとはいえない、いわゆる昔ながらの大衆食堂で、なんと懐かしいストーブが点いていて、イスの上には黒い猫が気持ち良さそうに寝ています。

頼んだのはホルモン焼き定食。けっこう有名だそうです。とにかく量が多くて、ドンブリ飯とクチ一杯まで入ったホルモン、お新香と味噌汁がついてます。これをこれまた懐かしいガスロースターで焼いて食べるのですが、このホルモンが絶品で、とてもおいしかったです。

お店は魚松さん。国道362号から周智トンネル方面に入ってすぐにあります。あー、おなか一杯。。。この腹じゃ、あんまりガレたところには行きたくないですねー。

さて今度は周智トンネルのほうに向います。このトンネルまでの道は高速コーナーが続く道で、僕らもけっこう飛ばしましたが、レプリカ系SSのマシンが攻めてました。対向車のR1は膝を擦りそうでしたし、後ろにはZX10かな?が追いついてきてました。トンネル手前で山に入って、ちょっと悩んだりしてからまたダートに入ります。ここはけっこう昔から知ってる道で、走りやすくときどきテールを流しながら、気分良く走れます。でもだいぶ舗装化が進みましたね。林道の舗装ですが、通行量が少ないので落石や土砂や落ち葉がたまって滑りやすくなるし、いつも日陰で湿った場所はコケがはえてこれまた滑りやすいし、いっそダートのままのほうがいいと思うことが多いです。

林道が終わって国道に出たところで一休みです。このとき僕のDRのブレーキホースをフォークに固定するクランプが割れているのを発見しました。さすがに年男?今年で12年目のバイクの樹脂部品は経年変化に耐えられなかったようです。とりあえず手持ちの工具からタイラップで固定しておきました。

ここが林道の出口ですもう影がだいぶ長くなってきていますね。

次に久しぶりの林道に行こうということになり362号を浜松方面に向いました。そして道の駅の先の集落で左折して、また山に入ります。しかしなかなか林道の入口が見つかりません。ようやくここだと思って細い舗装路を登っていくと見覚えのある景色があり、ここはかつてはダートだったはずです。がっくりしてたら、ダートへの分岐があったのでこれを入っていきます。この道もどちらかと言うとフラットで走りやすい道でした。結構な長さがあってどこに出るのかと思ったら百古里(スガリ)に出ました。

林道の出口です。今日はたくさんの紅葉を見れました。ここからまた362号に戻っても良かったのですが、逆の方向で豊岡のほうをまわって、自宅のほうに戻りました。

今日は暖かく、誰も転倒もなく気持ちよく走れたと思います。次は来年の春でしょうか?いや、昨年もクリスマスイブに行ってるからなぁ〜。。

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