スキー

<略歴>
子供の頃に父にスキーに連れて行ってもらったのが数回、高校で年に1回のスキー学校(任意)に2回、高校〜大学ではそれ以外に友人と数回行っただけです。
本格的にのめりこんだのは社会人になってからで、最初の頃はツアーバスとか電車だったのですが、そのうち自分の車で行くようになり、それにあわせて車も4WDになりタイヤもスパイク(絶滅後はスタッドレス)になってと、どんどん回数も行くようになり、会社をサボってでかけたり、忙しい中でカナダにスキー旅行に行ったりしました。
しかし28歳のときそんな私に天罰は下りました。スキーで最後に下山というところで人をよけたとたん、左膝に中で何かがクルッといったような感覚があってその場で立てなくなりました。なんと膝の半月版という軟骨が割れてしまったのです。そして1ヵ月半の入院となり、辛いリハビリを終えて会社に復帰すると仕事が変っていたり(!)したのですが、これはこれで人生の中でいろいろな意味でいい経験になりました。この怪我以降はあまり無理はしなくなりましたし、今でもスキーのときには左膝にはモトクロス用の鉄板入りのサポーター(ニーブレイズ)を装着して遊んでいます。
今では日帰りが中心で早朝に家を出て、9時〜16時ぐらいで滑ってその日の内に帰るというパターンばかりです。

<道具>
最初は高校の友人から譲ってもらったHEADの板とMAKERのM-3ビンディング、FUSALP?の靴でした。しかし板はボロボロだったのですぐにFISHERのSOFTなんとかという初心者用板に換えました。
パラレルターンができるようになると、ROSSIGNOLのOPEN XP22という板(190cm)に SALOMONのステップイン、SALOMONのリアエントリーブーツ、ついでにウェアはPHENIX のワンピースと、完全にこの時代のチャラ男でして、ペアリフトで女の子と一緒になることをいつも狙ってました(?)。

 
1988年に初めての海外スキーでカナダのウィスラーに行ったときに、スポーツ店でみたROSSIGNOLのOPENの北米モデルQUANTUMを衝動買いし、帰国後にMAKER FDRビンディングを取り付けました。この板は200cmですが振動も少なくとても乗りやすい板で今もたまに使っています。ただこの板で膝の半月板を壊したのでちょっと恐いのですが、やっぱり捨てられない板です。
1992年頃にヤマハの板が10000円というものがあり、別に欲しくもなかったのですが買ってしまいました。ピンク色で趣味も悪いうえに、滑走時に安定感がなく、表面もあちこち欠けるしで、あまりいい板ではなかったです。これは新しい板を買うときになんでも下取り3000円というセールで捨て売り払いました。でもたしかこの板でSAJ 2級をとったと思います。ブーツもこの頃にヤマハのR09というレーシングブーツを買いました。こいつはシェルが硬くて滑るときはいいのですが、1日はいていると足がつるようなハードなブーツでした。


1994年にヤマハは画期的な板を発売します。これがツインチューブという板で、エッジングを強くするために断面で見て両端が盛り上がるという形状でした。これはこの後に発売される板に影響を与えたと思います。斬新な形状のうえにデザインも斬新で、前評判も高かったので最初のモデル198cmにMAKERのステップインビンディングを取り付けて購入しました。しかし乗ってみると、重く操作性も悪いのですが、とにかく固くて整地されたバーンではものすごくクイックに食いつく面白い板です。もちろんカービングなんて無縁な板で、踏み込むとその跳ね返りで次のターンに移るのが楽しめます。一般に評判は悪いのですが、僕は大好きな板です。


同じ板?に見えますが、実はこれは上の初代プロトTTの次の2代目モデル (198cm)で、よく見ると違いがありますが、ほとんどわからないと思います。この板は2003年頃だと思うのですが、スキー帰りにたまたま寄ったリサイクルショップでお揃いのストックとセットで\3000でした。ビンディングもチロリアのいいものがついてます。板の感想は初代とかわりません。同じ物と言ってもいいかと思います。そのリサイクルショップにはその後必ず寄るようにしていますが、その後に出物はありません。


ヤマハは結局、価格の値下げ競争に疲れたのか、せっかくのそれまで築いた技術を捨ててスキーから撤退してしまいます。そしてこれがプロトTTの最終モデルです。この板は初代と比べると操作もしやすいのですが、他の板に比べると特異な存在です。このモデルが一般に出回ったのかはわかりません。なぜならこの板はメーカーのテスト用の板で中古品でした。ビンディングはMAKERのステップインですが、スライドしてアジャストできるようになっています。そしてこいつも198cm、プロトTT/198cmコレクターになろうかな〜?


これはそのときに買った178cmのプロトTT2最終モデルです。これもテスト用の板の中古です。短くて楽なのでシーズン最初とか最後とかの「とりあえずスキー行ったぞ」というときに使ってます。


ヤマハはツインチューブにかけていたんですね。おそろいのポール、グローブまであったんですから。。。


ショートスキー、スノーブレード(たぶん商標)、スキーボード、ミッドスキー・・・いろいろな呼称はありますが、とりあえず短いスキーです。昔はガウアーとかビッグフットくらいしかなかったのですが、サロモンのスノーブレードから流行りだしたように思います。私も1999年頃に最初は70cmくらいのペラペラ板に乗っていたのですが、とにかく安定しないし足が疲れるのでオークションで売り払ってしまい、このブリザードのショートスキーを買いました。これは120cmなのでミッドスキーのはしりだと思います。ショートスキーは大抵はビンディングがないのですが、これはビンディングをつけるタイプで、重量と価格と色で決めたチロリアのSL100をつけてます。この板でカービングターンもかなりできるし、ツインチップなのでフェイキー(後ろ向き滑り)も楽しいし、回りながら滑るとかいろいろとできますし、長さもちょっと長いので安定感もあり、とても楽しい板です。でもその後全然見かけません。人気なかったのかな?


HEADのCyber Space Boardという板でラジアスは9mです。ショートスキーでカービングに目覚めたのですが、どうせなら過激な板がいいと、エクストリームカービングの板として 2001年に買いました。更にチロリアのプレートとプレート付きのチロリアのSL110でカチ上げています。キッレキレのカービングができますが、逆にカービングしかできません。板を横にしても止まりません。おそろしく乗りにくいし、カリカリのバーンだとただの苦痛です。でも雪のいいときにフリーハンドでガラガラの平日(ここポイントです!)のスキー場を端から端まで使って思い切り寝かしこんでいくカービングターンは最高です!!!(ばか)


持っている板を考えると、古くて長くて硬いツインチューブ、カービングだけしかできなくて重いヘッド、1日中では疲れるし飽きるショートスキー、と楽に1日滑れる板がないことに気がつきました。いつも一緒に行く友人はサロモンのそういう板を持っていて、とても便利に使っています。そこで私もカービングもできるし、テールをずらすスキーもできて、軽くて短くて、それでいてコシがあってスピードに負けない板、が欲しくなりました。それはある意味、中途半端だとは思います。そこですごく安いものがいいので近所のスポーツ店で型遅れの安いコーナーで探すと、このロシニョールの板がよさそうでした。なんか色もかっこ悪いし、160cmと短くて軽くて、と初心者用かと思ったのですが、板はけっこう固く、なんといってもビンディング込みで25,000円程度だったので、買っちゃいました。実際に滑ってみると、思惑通りの板で、カービングもかなりいけるし、ずらしもできて、ものすごく楽な板です。ま、短いから、なんでもできるのかもしれませんね。

 

<遊び場>
だいたいが静岡西部からの日帰りなので、御岳山方面、岐阜飛騨方面、そして長野伊那方面が中心です。ケチなのと車の山道の運転が苦にならないので、飛騨は高速ですがそれ以外はたいていは下道です。御岳とかだと高速は名古屋を遠回りするので時間は大差ないです。

飛騨方面だとコースが充実している「ダイナランド」が多いです。あとは「ホワイトピア高鷲」「ウィングヒルズ」とかも2〜3年に1回くらいは行きますが、飛騨はゲレンデが凍っていることが多いのと、混んでいること、ボーダーが多いのであまり行きません。

伊那方面は圧倒的に「ヘブンスそのはら」ばかりです。なぜならスキー専用だからです。その手前や奥は行ったことがありますが、2回目はほとんどないです。「ヘブンスそのはら」だとうちから2時間半で行けるので楽だし、ゴンドラで一気に上に行くので下の道も積雪が少なくて楽ですし、上にいくと以外に雪質がいいことがあるので、シーズン中に2〜3回は行きます。

御岳方面は時期によって行き先を分けてます。初冬や春は標高の高い「おんたけ」「御岳ロープウェイ」「チャオ」に行きます。ハイシーズンのときは一番好きな「きそふくしま」が多いです。理由はスキー専用だから(笑)。。あとは「やぶはら」「野麦峠」、たまに頑張って御岳でなく「乗鞍」まで行くこともあります。

あと年に1回は飛行機で出かけるようなスキーに行きます。前は北海道だったのですが、ここ最近は「八甲田山」に続けて行っています。あそこはすごいところです。本当のパウダーが味わえます。ということで、次に欲しいのはバックカントリー用の幅広のファットスキー+山歩用ビンディングだったりします。

 

山スキー(2007.01.08 追加)

・・なんて言っていたので、買っちゃいました。ヤフオクで買った中古ですが、けっこう高かったです。板は古いケスレーのツアーランドーネというもので、新雪用というより山歩き用です。先端に穴があるのはこれで担架をつくったりするためです。もっともそんなことしまいと思います。本当は幅広い新雪用が欲しかったのですが、とりあえずこれで遊ぼうかと思います。山を登るときは板の裏にはシール(昔はアザラシの皮だったからだそうです)という滑り止めを貼ります。

この板を買ったのは実はビンディングが欲しかったからです。このビンディングはディアミール社のチタナル2というもので、山登りの時にかかとが上がって歩けるんです。そして滑るときには固定できるという優れものです。なおストッパーがついていますが、深い新雪の中ではずれると見つからないこともあるので、懐かしい流れ止め(ベルト)がついてます。


左から・・最初はかかとを固定しているときです。この状態で滑ります。
2番目は後ろのレバーを上げてかかとをフリーにした状態です。
3番目はかかとを上げたときです。このように自由に上がります。
最後は後ろのレバーをさらに上げた状態です。これはクライムサポートといって、登りのときに下まで降りずに途中で止まるようになってます。このサポートは3段階あります。

早く山に行って試したいですが、今シーズン(2006/2007)は雪不足で、普通のスキーすらまだ行けてません。。

 

山スキー変更(2007.10.30 追加)

会社の先輩でいつも一緒に山に行く人から、山用のもっと最新の板(とはいっても古いですが)をもらえることになりました。その板はその筋では有名なロシニョールのバンディッドです。バンディッドはロシニョール社のオフピステ用の板で、現在のB3とかありえない太さの板です。もらったバンディッドはXXというモデルでいつごろのものかはわかりませんが、センター幅は75?とさほど過激では在りません。しかしトップは100?以上あるし、テールもそこそこ太く、新雪での浮力があるとのことです。ま、いまのケスレーのツアーランドーネとはコンセプトが違い、山歩き用からやや新雪用に変更です。長さもちょっと短くなって184?です。

これにビンディングはディアミールをとりつけました。ビンディングの取り付けは、もともとそのような仕事をしていた知り合いがいるので、お願いして会社でコソっとやってもらいました。途中までしか届かないドリルの歯とか専用工具が必要なので、自分では無理そうです。いつかいらない板とビンディングで試してみたいですね。

さてこれでシールもセンター幅はそんなに変わらないので使えるかどうか?ああー、色々試したいっ!早く雪が降らないかなー。

 

 山スキー用シールの改造(2008.01.19 追加)

さて(私にとって)新しいバンディッドで、滑ってきました。板はゲレンデでもかなり高性能で、センター(74mm)がやや太いものの切り返しのレスポンスもいいし、なんせ踏むと板のかえりがけっこうあって、普通に楽しめます。板のインプレは別にして、続いて手持ちのケスレー用だったポモカのシール(60mm幅)を付けて山を登ってみました。すると新雪でも普通に登れるし、問題ないかのように思えました。しかし凍った斜面をななめにトラバースしようとすると、滑って登れません。結局おなじところで転んだり立ち往生したりで本当に困りました。
これはシールの幅に対してスキー板の幅が広すぎて、トップやテールの端のほうにシールがかかっていないからです。この状態だと斜面に対してまっすぐに登る分には板の全面で雪面を捉えるので中央にあるシールも雪面を捉えますが、斜めになると板の端のほうだけ雪面に接するのでシールが効かずにスリップしてしまうのです。(下図)

つまり今のシールは細すぎて使えないことになり、新しいシールを買ってバンディッドのサイドカーブに合わせて専用にカットしないといけません。しかしバンディッドが本当に山で使えるか(楽しいか)はわかりませんし、そのために新しいシールを2万円以上出して買う気にはなりません。
そこで手持ちのシールを加工してスプリットシールにしてみることにしました。

スプリットシールは通常1枚のシールを縦に2本にして板の両端に貼り付けるシールで、昨年あたりから板を選ばずに汎用的に使えて高性能とのことで販売されています。上図をみてもわかるようにシールは板の両端にある程度着いていればいいことになります。この原理をパクって、手持ちのシールを縦に半分にすればスプリットシールになるはずです。


 

というわけで作っちゃいました。中央にはシールのない部分があり不安ですが、市販されている製品のインプレッションとかでも問題ないようです。ただ、山で吹雪や強風の中で2枚をうまく付けはずしができるかが不安です。

トップはポモカのシールのゴムフックをそのまま流用しています。リングだけをワイドにしたのですが、このリングがなかなか見つかりませんでした。そこで3mmのステンレス丸棒を加工してスキーのトップ幅に合わせて自作しました。あとは縦に裂いたシール2本を折り返して接着して、補強としてリベット留めしました。リベットにはカシめるときに突き抜けないようにステンレスワッシャーを入れてあります。

テールもポモカのフックを流用しました。スプリットシールは製品も他の自作品もたいがいは貼り流しという接着剤だけでフック留めしないのですが接着面が細くなったので不安なのでフック留めにしました。これも接着してからリベット留めで、はがれにくいように角は丸めておきました。あとは加工時に触ったりで接着力の落ちたテールとトップの接着面にブラックダイアモンドのゴールドラベルのグルーを付け足しておきました。

ちょっとわかりにくいのですが、板のほうにもテールのフックがずれないように加工しておきました。


さあ、あとはグルーが乾いたらまたお山でテストです。

 

 

 山スキー用パウダーリボンの製作(2008.02.11 追加)

新雪のなかでスキーがはずれると、新雪に埋まって板の行方がわからなくなります。そんなときに板にリボンとかをつけて雪の上にそれが見えるようにして板が発見できるようにする器具をパウダーリボンというそうです。僕はこれまでは流れ止め(リーシュコード)を使っていたのですが、遭難した場合や滑落したときにはずれた板で怪我をしたり、埋まったときに掘り出しにくいとかと聞いたので、今年からリーシュコードはやめて、パウダーリボンにしようと思います。
さて、このパウダーリボンですがこのあたりでは製品は見かけません。また調べるとけっこう高いので、また自作してみました。

材料は100円ショップで揃えました。まずリボンは蛍光色で目立つものと思い、夜間散歩用のたすきです。これは「長さが120cmなのでこれを2本買いました。材質が2種類あって、軽く柔らかいほうを使いました。また金具はアルミのなんちゃってカラビナです。これは小さいもので3個セットで100円でしたので、材料費は3点で315円(税込)です。

加工は簡単で、たすきのつなぎ目をほどいて、1本の帯にして端をライターで炙ってほつれないようにします。この先にカラビナについていたリングを通して折り返して縫いつけます。リングが動かないように小さいタイラップで留めておきます。

これを2本作ります。リボンにはビニールの反射テープが縫いつけられてます。とりあえずこのままにしておこうかと思います。

そして大き目のタイラップでビンディング(ディアミール)の流れ止めをとりつけるところにループを作ります。ここはもうちょっと工夫の余地がありますね。

新雪を滑るときにズボンのすそにたくしこんだリボンの先をこうしてつなげばOKのはずです。で、これはテストはできそうにありません。3月の八甲田でぶっつけ本番かなぁ〜?でも板がはずれなければテストもできないですね(笑)。

 

 

 山スキー用ストックのリング製作(2010.02.12 追加)

新雪のなかでストックを使うとゲレンデよりも沈み込んでしまいます。滑っているときにはさほど困らないのですが、歩くときなどにはかなり不便です。このため山スキー用のリング(バケット)はゲレンデ用より大きいです。私が使っているブラックダイアモンドのもリングは大きいのですが、もう少し大きい方が使いやすそうです。そこで自作でノーマルのリングの上に大き目のリングを作成して付け足して見ました。 

材料は仕事柄手に入るカートリッジテープのケースです。これを切り出してタイラップでノーマルのリングに取り付けました。柔軟性もあるのですが、強度や寒さにどうなるかは次回の山スキーで確認です。
実はコレ、オリジナルではありません。八甲田でこれを見かけたので真似してみました。

山スキー用ストックのリング追加について(2010.05.22 追記)
5月に乗鞍に行って山スキーをしてきました。そのときに上記のリングを使ったのですが、結果としては非常に扱いにくくなってしまいました。まずストックは雪面にまっすぐ刺さることはなく、特に登るときには斜めに刺さります。しかしこのリングのせいで石突が雪面に刺さりにくくなります。さらにこのリングが斜めに雪面に当たると滑ってしまい、結果的にストックとして役に立たなくなってしまいます。
また滑降しおわるとタイラップがいくつか切れてブラブラになっていました。ということで、今回は大失敗。帰宅してすぐに外しました。

 

 

 

ロシニョールZENITH Z76(2012.03.28 追加)

ゲレンデ用の板はずっとロシニョールの安い板を使ってました。これがけっこう使いやすく速いのでかなり気に入っていたのですがさすがに買って7シーズン、最新の板を試乗したりで比較すると、やはり噛み具合が弱いし、特にターン後半の抜けが遅く感じます。まぁ滑走面は傷だらけだしエッジも効きが悪く、キレを感じなくなってもしょうがないですね。さらにこの板・・ちょっとデザインがイマイチで女性用か?という中途半端なクリーム色で、先端もとがっていて全体的に古い感じがします。
ということでここ4シーズンくらいずっと新しい板が欲しかったのですが、ちょうどその頃に山スキーをはじめたので、道具の費用はそちらに流れていき、なかなかゲレンデスキーの買い替えに至りませんでした。ところが最近は子供が生まれて泊りがけのスキーにしばらく行けなくなったこともあって山スキーはお休みしていました。
そんな状況でも毎年ネットでいい板がないか探していていたのですが、偶然見つけたのがロシニョールのZENITH Z76というモデルで、しかも今年モデルが半額でビンディング込みで34,000円と安かったので評判を検索し、じっくり考えて購入しました。


買ったのは長さは162で、来て見ると板はかなり太く、トップは127、センターが78、テールが108とかなりワイドで、山用のスキーより太いくらいです。ラジアスは13mですが、その太さと短さでサイドカーブはあまり気になりません。デザインや板の形状も最新でなかなかいい感じですが、やはりその太さがどうなのか気になります。
いざゲレンデで乗ってみると、これがとても懐の広い板で、ポジションがどこにあっても適当に乗っていけます。またカービングはオンザレール感覚で、エッジに乗って高速で抜けていきます。ただ早い切り返しは苦手で、板の後半をずらすのでなくサイドカーブに乗せるように角度付けを交互にするようにしないといけません。このあたりはやはりセンターが太いことが影響してるように感じます。
そして太いことの恩恵は荒れた雪面でも安定感があり、新雪もいけそうです。そして後傾して板が前に出て転びそうになったときにもリカバリできたりと、安定感は抜群です。
とりあえず今後のゲレンデスキーはこれで行くことになります。

 

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