X−TRAIL(T31)

初期型の日産のエクストレイル(T30)は本当に気にいっていました。しかし8年乗って走行も7万qを超え、リヤブレーキパッドやバッテリーも交換し、クラッチも滑り出しているとのことでした。このまま修理しながら乗り続けることも考えたのですが、今後にかかる費用や不安を考慮して、乗り換えることにしました。この乗り換えのときにも本当にエクストレイルが気に入っていたので、次も新型のエクストレイル(T31)しか考えていませんでした。
新型エクストレイル(T31)はモデルチェンジのときにデザインが大きく変わるという噂があったのですが、結局は前モデルが好評だったのでキープコンセプトで同じようなデザインになりました。これは新車を買ったという気持ちが薄いかもしれませんが、僕はかなり好評価なポイントです。外車でもビートルやミニはフルモデルチェンジであっても前のイメージをしっかりデザインに残しています。しかし日本車はまったく違う車を出すことが多いなか、エクストレイルはデザインとかコンセプトはそのままで内面的に進化していることはとてもいいことだと思うのです。


さて今回の新型からエンジンはガソリンNAの2000ccと2500ccがあります。そして発表当初から噂になっていたのが2000ccのディーゼルターボの搭載です。このディーゼルターボはルノーのエンジンで環境型のクリーンディーゼルと言われるもので、軽油なのでランニングコストが安いほかに図太い低回転域のトルクが魅力ということで、多少高くてもこれの発売を待ってみることにしました。
そしてモデルチェンジから1年後にディ−ゼルターボは20GTというグレードでマニュアルシフトのみで、300万円で発売されました。各雑誌やネットでは評判は良く、2009年から税制優遇の噂もあったので、2009年6月のボーナス商戦を目標に乗換えを考えていました。そしてある日、ディーラーの前を通るとたまたまこの20GTの試乗車があったので、さっそく乗ってみました。しかしそれは期待とは裏腹でなにか乗りにくく、これに+100万円の価値が見出せないこと、内装や外装が道具感に薄いこと、そして思ったより軽油が安くならないこともあって、すっかりディーゼルターボは対象外になってしまいました。そこでもともと2500ccは不要だと思っていたので、対象を2000ccのガソリンにしぼり、また遠出の際には妻も運転できること、CVT で燃費もよくなったとのことなので久しぶりにオートマチック車にすることにしました。

それと購入方法をディーラーからでなく、知り合いの車屋さんで新古車をオークションで探してもらうことにしました。そこで希望は以下にしました。
  @ガソリン2000ccで4WDでAT(上述)
  A色は明るいシルバー(汚れが目立たないし、銀色が角ばったデザインに合うと思うから)
  Bグレードは下のクラスのS(上級のXはオートライト、プライバシーガラスなどは不要なものが多く、値段も高いから)
  Cオプションはキセノンヘッドライトのみ(後付だとライトがプロジェクターにならないから。逆に他のオプションは全く必要ない)
こんな条件だったので、すぐには見つからないと思っていたのですが、2009年4月にすぐに希望に合うものがいい値段であったので、これを購入することになりました。

グレードは20XのAT、色はダイヤモンドシルバー、納車時で走行は1000km、東京の方のディーラー車で、オプションは純正のMDCDステレオ、キセノンヘッドライト、イモビライザー、インテリジェントキー、純正フロアマットという仕様でした。本当はグレードは20S、オプションはキセノンヘッドライトだけでよかったのですが、別に不要なオプションではないので、問題はないです。

乗った感想は乗り心地がよく、一般乗用車よりは固めですが、路面のギャップも軽くいなすような感じです。エンジンは思ったより力があり、特にいいこともありませんが、不満はまったく無いです。ただ久しぶりのATで、しかもCVTということで、なんか操作にダイレクト感が無いのがつまらないですが、これはしかたないですね。燃費は悪くても10q/Lはいき、平均で10.5くらいだと思います。燃費は下道での遠出がまだないので、冬にどうなるか楽しみです。また一番大事な雪上の4駆性能については、これも冬にならないとわかりませんが、川原などのダートを走った感覚では駆動は安定していると思います。

 

車幅、全長は旧型より大きくなっているのですが、車両感覚はすぐに慣れました。ただ斜め後ろの後方視界が悪く、斜めに合流する道などでは苦労します。

四輪車は実用品なので、あまりいじりません。目立つのは旧型のときかた引き続き使用しているルーフボックスです。これはもうかなりくたびれていて、ピカピカの新車には似合いません。

キャリアベース、バーは旧型のものがそのまま使えました。これまでモデルチェンジどころか、同系列の車に乗り換えたことが無かった(セダン→ハッチバック→トラック→クロカン→SUV)ので、こういうところでは助かります。

いままで所有したどの車にもバイザーはつけていたのですが、今回は新古車ということもあって付いていませんでした。納車前にそれを知ったので、旧型とほぼ形や大きさが同じだろうということで、旧型のものをはずしておきました。新型が納車されてから現物をあわせてみると、フロントはピラーの角度はほぼ同じで大きさも合うのですが、曲がりの曲線が違うので前から2番目の金具がうまく収まりません。そこでこの金具をペンチで調整して取り付けました。

 

困ったのがリアで、なんと旧型のほうが長くてそのままでは着きません。そこで後部を斜めにカットして取り付けました。これで高速も問題なく、バイザーとしても機能しています。

マッドフラップも旧型で使っていたマレーシアで買った汎用品です。ちょうどタイヤハウスの固定ネジがあったので、フラップに穴をあけて共締めしてます。ホイールはXグレードで標準装備のアルミ17インチです。

このリアミラーも旧型で使っていたものです。駐車場などで寄せるときに便利です。また小さく邪魔にならないのがいいです。ちなみにこれもマレーシアで購入したものです。

旧型はセンターメーターだったので、あまり余裕がなかったのですが、新型からはメーターが通常の位置に戻ったので、インストゥルメンタルパネルは上下に大きくとられてます。一番上はふたのない小物入れですが、奥行きがありません。そこで前面の右に板を貼って、メモリーナビの吸盤マウントが取り付けられるようにし、背面をくりぬいてケースをつけて奥行きをもたせて、ナビの電源コードを収められるようにしました。2段目はついてきた純正のステレオでMD,CD,ラジオが選べます。音はあまり拘りもないし、十分だと思ってます。3段目はマグネットの蓋つきの小物入れです。

この蓋つきの小物入れの中にETCの機器をビルドインのように収めています。蓋ができるので、もしカードを挿しっぱなしでも多少は安心できます。ETCの機器も前の車からの移植です。

レーダー探知機と警察の取り締まり波(350.10MHz)に固定してある受信機です。対警察2点セットも前の車からの移植です。

このほかに写真はありませんが、マップランプとルームランプは一部は市販品、一部は自作のLEDに変更してあります。またフロントのポジション球と、後ろのナンバー灯もLEDです。

まだまだ買ったばかりで、計画はあっても実行してないこともあり、今後も変更のつど更新していきます。

 

スタッドレスタイヤ(2009.11.29 追加)

スキーヤーの私にはスタッドレスタイヤは必需品です。実は旧型(T30)のタイヤがそのまま使えるのではないかと期待していたのですが、前のは15インチで、新型には16インチ以上でないと使えないということだったので、仕方無しに買い替えました。
サイズは17インチ60よりスタッドレスならサイドウォールが高いほうがいいだろうということと価格の面から16インチ65にすることにしました。また銘柄はやはりスタッドレスなら経年変化の少ないブリジストンとし、さらに前回はSUV用でないREVO1というのにしたらイマイチだったので、今回はSUV用のDM-V1というものにしました。
ホイールは特にこだわりはなかったのですが、できれば5本スポークでスリットの入ってるものがいいなーと思っていたらちょうど好みのがタイヤとセットで通販にありこれが安かったので、決めてしまいました。なんでもJOKERというものらしいです。


これが夏タイヤ。


これが冬タイヤです。
あんまり変わらない・・・?いいんです。自己満足ですから。

スタッドレスタイヤインプレッション(2010.05.15 追記)

ブリジストン DM-V1のインプレッションです。
圧雪路のグリップは非常によく、横方向にも逃げる感覚はありません。またブレーキも効きます。凍結路も運転を注意していたこともありますが、スリップすることはありませんでした。ただ一度だけスリップしたのは、シャーベット状の雪がたまっているところに下りでブレーキしたときで、これはどのスタッドレスでも仕方ないと思います。
減りは前の車についていたREVO1より多いような気がしますが、車重が増えたせいかもしれません。あと17インチから16インチに落としサイドが柔らかいにもかかわらず、乗り心地は低下して、細かいギャップを拾うような気がします。
2年目以降についても経年変化をみていきたいと思います。

 

デイランプ(2010.05.15 追加)

最近、昼間にLEDの青や白のランプをつけている車を多く見ます。これはディランプと呼ばれるもので昼間の被認性をあげる目的があります。LEDなので消費電力も少なく、バッテリーへの負担もすくないようです。
買ったのは中国製でメッキの安っぽいケースに入っているので、まずは分解してコーキング剤で防水対策をしました。外径がバンパー穴の内径より小さかったので、周りに発泡ゴムを貼って調整しました。取り付けは本体が軽量なので両面テープです。

製品は2個セットで電子リレーが接続されていて両方が同時点滅か交互に点滅するようになっています。点滅はまったく意味がないのでこれをはずして、直結して連続点灯するようにしました。電子リレーのほうはバイクのウィンカーのLED化をするときに使おうかと思います。

考えていたよりLEDの輝度が高く、夜間はかなりまぶしく感じるほどです。そこでポジションランプから電源をひいてリレーでライトがオフのときだけ点灯するようにしたいと思ったのですが、手持ちのリレーは電源が入るとスイッチオンのものしかなく、オフになるものがありませんでした。結局、車内にスイッチを設けて、消灯できるようにしました。

ディライトの小変更(2011.08.01 追加)

ディライトは点灯してないときも青色で正面から見るとちょっと下品です。そこでランプカバーにミラーのフィルムを貼ってみました。

まぁこれで上品になったとも言えないのですが、とりあえず目だたなくなりました。

 

インストゥルメンタルパネルの整理(2010.06.13 追加)

メモリーナビのマウントをインストゥルメンタルパネルの最上段の小物入れに貼り付けたプラスチック板に垂直に吸盤で貼り付けていたのですが、やはりこれではときどき落ちてしまいます。またナビのコードなどでごちゃごちゃしてきたので、整理することにしました。

ちょうどディランプのスイッチの場所が無かったので、スイッチとパネルで蓋をするようにしました。スイッチはトグルスイッチでディランプのオンオフと、ETCはほとんど使ってないときばかりで熱を持つのでこれもスイッチでオンオフできるようにしました。残りのもうひとつのスイッチはまだ未使用です。

ナビのマウント用にアクリル板を切り出して、その上に吸盤がつくようにしました。また吸盤の張替えやコードの格納ができるように、アクリル板はスライドできるようにしました。

 

 

 

バッテリーカットオフスイッチの取り付け(2013.01.02 追加)

エクストレイルは通勤や買い物にあまり使わないので、スキーシーズン以外の春〜秋は稼働率が低いです。そのためかバッテリーがあがってしまいました。これはこの車になってからイモビライザーが装備されたのでエンジンがかかって無くても電力消費がある他、時計やECU、ステレオのメモリー、リモコンドアロックのための待機受信などエンジンがかかってないときの消費があるからと思われます。

そこで稼動率の低い時期はバッテリーのマイナス端子をはずして、消費を抑えるようにしたのですが毎回レンチを使うのも大変なので、バッテリーカットオフスイッチを取り付けました。
これはネジのあるダイヤルを緩めるとマイナス側の接続が切れ、締めれば接続されるるもので手でまわすことができます。

ただ緩めたときに絶縁のシートにはさまったネジのついてる側の金具が離れて、接触したりするのでここを接着剤とタイラップで固定してます。また緩めてどれくらいで切断されるかわかるように、赤いテープでインジケータにしました。
これで簡単にオンオフができるようになりました。

あとバッテリーの周りには発泡スチロール板で囲んで、寒くても冷えすぎないようにしています。

これは効果はわかりません。

 

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