なまら楽しい!北海道ツーリング2004

<序章>
2004年の8月のお盆休みは仕事でマレーシア出張でした。たくさんの遊びに行くバカ供方々と一緒に飛行機に乗って、帰りも日焼けした奴等皆様たちと一緒で本当に腹立たし羨ましかったのですが、この出張にはオイシイことがありました。労働基準法だかの関係で9月までにこの休日出勤に対する代休をとらないといけないのです。つまりみんなが休んでいないで、ガキお子様達が休みでないから空いている9月に1週間+前後の土日で9連休がとれるわけです♪
普通に会社勤務している人なら年末年始、GW,お盆以外に9連休なんてそうそう取れるものもではありません。そこでそれまで毎年行っていたモンゴルツーリングも考えたのですが年々感動が薄れていくのが実感できたし、せっかく国内の空いている時期なので昔からの念願だった北海道ツーリングに行くことにしました。実はRG250Eの時代から日本全国をツーリングしていた私ですが、北海道は時間のあった学生時代には金がなく、社会人になると今度は時間がとれず、時間がとれても時期が冬とか混雑する時期だったりで、憧れたままになっていたのです。

しかし9月は期末月なので仕事上、月末は行けません。また台風が心配ですが早い時期のほうが北海道をそれるのではないかと予想し、9月の最初の土日から1週間、2004年9月3日(金)夜から出かけることにしました。あと使うバイクはオフロードのDR250RかオンロードのGSX1100Sのどちらかですが、今回ははじめてなのでできるだけ距離を稼ぎたかったのと内陸の林道は走らないだろうということで長距離の楽なGSX1100Sにしました。また行程は陸路で自走は行くまでに疲れてしまうのと時間や高速代とガス代を考えるとフェリーが一番良いと思いました。飛行機や電車もかつてはいろいろあったようですが、もう無かったり夏のハイシーズンだけだったりするようでした。


<準備>
さて、これだけ決まればすぐに準備に入ります。まずフェリーは静岡からだと敦賀、大洗、名古屋、仙台からとあるのですが、名古屋は仙台経由で時間がかかるし、大洗や仙台は遠いので敦賀にしました。敦賀なら高速で2〜3時間で着きそうですし、時間も都合がよく速いし、日本海を行くので船も揺れないだろうと考えました。部屋はリーズナブルでプライベートも保てるので2等寝台にして、予約はインターネットで簡単にできました。あとはネットで他の人の記録や掲示板や友人から情報を収集し、だいたいの行動計画を考えました。
まずフェリーは9月4日(土)の1時30分敦賀発で夜の20時30分に苫小牧東港に着きます。また帰りは9月11日(土)の夜23時50分発で苫小牧を出て敦賀には翌12日(日)20時15分に帰着します。つまり9月5日から11日までほぼ7日は走れるわけです。そこで友人のアドバイスで1周は難しそうなので、エリアは道北と道東にして、苫小牧から札幌を抜けて北上し、あとは海岸線を中心に時計まわりにまわっていき、時間にあわせて臨機応変に変更する、宿泊はキャンプでなくライダースハウスやホテルか民宿を使うことにしました。これにより荷物を減らすことができます。
さあ、あとは出発するだけです!
 

<行程>
行程はほぼ日別に文書を分けました。写真は当時の持っていたデジカメが動画用(MotionPix(AVMC212)だったので、画像があまりよくありません。ただ上陸日と翌日はガッツリさんに撮っていただいた写真があり、これは綺麗です。また上陸まではメモリとバッテリー保護のため、ほとんど撮影していません。写真はナンバープレートのみ加工しています。



 

 2004年9月3日(金)

わくわく出発 

浜松→敦賀→日本海
 

 2004年9月4日(土)

カタナ会北海道測候所

日本海→苫小牧
 

 2004年9月5日(日)

夕日の直線

苫小牧→札幌→留萌→稚内
 

 2004年9月6日(月)

距離をかせぐ

稚内→紋別→網走→知床
 

 2004年9月7日(火)

渦巻きからの退避

知床→羅臼→標津→開陽台→摩周湖→屈斜路湖→標津→根室
 

 2004年9月8日(水)

強風の恐怖う

根室→厚岸→釧路→阿寒湖→釧路
 

 2004年9月9日(木)

何もないっ

釧路→襟裳岬→日高→富良野
 

 2004年9月10日(金)

また北上して南下

富良野→滝川→石狩→小樽→キロロ→小樽→積丹
 

 2004年9月11日(土)

爪あと

積丹→ニセコ→室蘭→苫小牧
 

 2004年9月12日(日)

6時間遅れ

苫小牧→日本海→敦賀
 

 2004年9月13日(月)

帰着 と まとめ

敦賀→浜松
 

 

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